日米交流財団の奨学金受給者の会が開かれ、親睦を深めました

 日米交流財団の奨学金を受給し、日本の大学に留学している外国人学生たちが親睦を深めるイベント「Bridging Scholars Event at Kansai Gaidai」が11月29日夜、中宮キャンパスのICC(6号館)で開かれ、本学留学生別科で学ぶ5人のほか、同志社大学や大阪大学、岡山大学の留学生ら計16人が参加し交流しました。


▲すっかり打ち解け笑顔で記念撮影する留学生たち

 同財団は、日米間のリーダーを育成する目的で1998年に設立以降、アメリカ人大学生に奨学金を支給し、日本への留学を援助しています。2023年度は約70人に奨学金(1年留学生:4,500ドル、半年留学生:2,500ドル)を支給。本学留学生別科には現在、7名が在学中です。

 イベントの冒頭、留学生別科長のスティーブン・ザーカー・外国語学部教授が挨拶に立ち、自身の経験談を交えつつ、日本でのキャリア形成についてアドバイスし、留学生たちの未来にエールを送りました。


▲留学生にアドバイスする日米交流財団Exective Directorのトム・メイソン氏

 続いて、同財団のExective Directorであるトム・メイソン氏が登壇。自身も本学留学生別科の修了生であることや博士課程取得、起業体験等のキャリア経験を紹介したうえで、参加者たちに対し「財団は学生の夢をかなえるため、様々なサポートを用意しています。これからも全力で支援します」と力強いメッセージを送りました。


▲留学生からは数多くの質問が投げ掛けられました

 また、両氏に対する質問コーナーでは、参加者から「留学期間中に日本でインターンシップに参加することはできますか」「卒業後、日本で就職するための具体的なアドバイスをいただきたい」など、キャリア形成に関わる多くの質問が挙がりました。

 最後に、留学生同士が情報交換する時間が設けられました。和やかな雰囲気の中、参加者たちは、それぞれの留学先大学での生活ぶりや将来の夢などについて語り合い、交流を深めました。
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