就職活動の経験を伝えるイベント「先輩から後輩へのメッセージ」が開かれました

 大学時代の経験を先輩から後輩に伝える英語国際学部のイベント「Journey of Wisdom-先輩から後輩へのメッセージ-」が11月30日、御殿山キャンパス・グローバルタウンの谷本ホールで開かれました。

 春学期に続き2回目で、今回のテーマは「キャリア×留学×大学生活」。英語国際学部で学んだ5人の先輩が留学や大学での学びをどのように就職活動に生かしたのかについて、 内田真弓准教授の進行で順番に経験を語りました。

 発表したのは、いずれも英語国際学部4年で内定先が製造物流IT小売業界の増田夏萌さん、航空業界の川上春凪さん、ITサービス業界の高木裕允さんと、卒業生でコンサルティング企業勤務の米満一生さん(2022年卒業)と海外の大学の東京校勤務の日田碧さん(2019年卒業)。


▲経験を語る(左から)増田夏萌さん、川上春凪さん、高木裕允さん

 4年生の3人は新型コロナウイルス感染症の拡大は始まった年に入学。増田さんは1年生で登校したのは3日間でしたが、2年でオンライン留学を経験しました。3年ではPBL(課題解決型授業)授業を受けました。「英語国際学部で最もお勧めの授業はPBL。自分の強みを伸ばすことができます」とアドバイスしました。

 川上さんは3年生でカナダに留学したことに触れ、「積極的に海外の留学生と交流し、自分の引き出しを増やすことに専念しました。さまざまことにチャレンジしてほしい」と話しました。

 高木さんは4年生のとき、教育実習をしながら挑んだダブル・ディグリー留学の選考に漏れた経験を紹介し、「4年の6月から就活を始めたが、8社から内定をもらいました。自己分析が一番大切。落ちてもいいから挑戦して」と呼びかけました。


▲卒業生の米満一生さん(左)と日田碧さん

 卒業生の米満さんは、「まずは自分の夢について考えたほうがいい」とし、会社を調べるコツや面接の答え方について助言。コミュニケーションにおいて視覚情報の占める割合が高いとする法則にもとづき、身だしなみの大切さも説きました。

 日田さんは、学生時代に経験した海外インターンに触れ、「メリットとともに注意点もあります。一定程度の語学力が必要だし、責任感も伴います」と話し、就活にあたっては、自分の特性を見極め、何を生かして社会貢献できるかを考えてほしいと述べました。


▲会場からは活発に質問が出ました

 この後、5人がそろって質問に答えました。参加した在学生からは「TOEICの勉強の仕方を教えてください」「教職の免許は取っておいたほうがいいのでしょうか」「資格は大事ですか」などの質問が出ました。
一覧を見る