イタリア語サークルの学生とフィレンツェ日本語補習校の生徒らがオンラインで交流しました
補習校は、イタリアの現地校に通いながら主に日本語を学習する児童生徒のために、現地校を借りて土曜の午後に開校しています。交流は、授業の中で日本語教育の一環として実施されました。
▲交流に参加したイタリア語サークルのメンバー
まず、本学の学生が、パワーポイントを使い、写真なども交えながらイタリア語で自己紹介と自分の出身地の紹介をしました。
▲オンラインで交流するフィレンツェ日本語補習校の生徒ら
続いて、補習校の生徒らが、日本語で自己紹介と、自分たちの出身地を紹介しました。さらに、自宅で撮った写真や、フィレンツェのアルノ川の写真、クリスマスの菓子パンドーロやパンネッタなど食べ物の写真を見せてくれ、「好きなもの」を紹介してくれました。
▲補習校の生徒が見せてくれたフィレンツェのアルノ川とポンテベッキオ橋の写真
最初は互いに緊張していたものの、次第に打ち解け、多くの質問が出ました。
▲ワイン用のブドウ畑(補習校の生徒撮影)
本学の学生が「一番好きな食べ物は」と聞くと、補習校の生徒たちは一斉に「納豆」と答えていました。補習校の生徒からは「パスタにケチャップを使いますか」との質問があり、「時々使います」と学生が答えると、「え―」という驚きの声とともに「イタリアでは使いません」という声もあがりました。
▲交流する補習校の生徒
補習校の生徒たちが日本のいろいろな文化を知っていることに学生らは驚きつつも、楽しく交流することができました。
今回の5、6年生のクラスとの交流に続き、今後はどんな学年でどんなことができそうか、一緒に考えていくこととなりました。交流の機会を与えてくださったフィレンツェ補習校とトスカーナ日本人会の皆さまに厚くお礼申し上げます。
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