短期大学部のFD研修が開かれ、4月からスタートする「Eポートフォリオ」の説明会がありました

 短期大学部の第48回K.G.C.ベーシックスFD研修が1月9日に開かれ、4月から運用が始まる「KGC Eポートフォリオ」のオペレーションの説明が行われました。


▲「Eポートフォリオ」のオペレーションを説明しました

 冒頭に、谷本和子短期大学部学長が1月1日に発生した能登半島地震への大学としての対応について言及しました。被災した4県出身の在学生の安否確認を急いでいることや、対象となる学生に対して経済的な支援を行うことを説明しました。そのうえで「定期試験の直前であり、学生の不安を解消してほしい。気持ちを引き締めて指導に当たってください」と求めました。


▲冒頭で谷本短大部学長が能登半島地震に言及し、学生の不安の解消に尽力するよう求めました

 続いて、川崎孝生教授が Eポートフォリオについて説明しました。Eポートフォリオは、2017年から紙ベースで運用してきた「KGC学修ルーブリック」「学修計画・振り返り(MBO)」のデジタル版で、学生自らが「計画を立てる」「行動する」「振り返る」「授業や課外活動を記録する」ことによって得た成果を〝可視化〟することで、自分自身の成長を実感できるようになります。


▲川崎教授が運用方針や操作方法を説明しました

 Eポートフォリオでは、従来の紙ベースのデータに加えて、成績評価・学生の自己評価から自動的にグラフ化されるカリキュラム達成度や、さまざまな活動記録、教育成果の分析などを可視化することで、学生は自らの学修成果を語ることができ、教員はカリキュラムの改善を図り、教育の質を保証していくことができます。

 説明会ではトライアルサイトを使って実際に操作し、4月からの運用開始に備えました。

 
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