児童向けサイバー防犯教室に協力した「ボランティア団体ひまわり」の塩澤和花さんに大阪府警から感謝状が贈られました

 児童向けのサイバー防犯教室で数多く講師役を務めた「ボランティア団体ひまわり」の塩澤和花さん(英語国際学部3年)に3月13日、大阪府警から感謝状が贈呈されました。


▲塩澤さん(左)に感謝状が贈られました

 塩澤さんは「ひまわり」のピアサポのメンバーで、大阪府警からの依頼を受けて、大阪府内の小学校で開催されるサイバー防犯教室でボランティア講師を務めています。2023年度は大阪市内のほか、岸和田市や貝塚市などの小学校の防犯教室に招かれました。

 児童は4~6年生が中心で、サイバーセキュリティーをテーマに話します。オンラインゲームやボイスチャットなどは知らない人と親密になったり、課金のトラブルに巻き込まれる危険があります。塩澤さんは具体的な事例を紹介しながら「ゲームなどで知り合った人に会いに行っては絶対ダメですよ」と小学生に注意を呼び掛けています。


▲小学生にサイバーセキュリティーをテーマに話しています

 塩澤さんは「子どもたちが声を上げて納得してくれたり、手を挙げて質問してくれるなど、私の話に反応してくれるとうれしいです」といい「とてもやりがいがあります。私の話をずっと覚えていて、いつも注意してくれたらいいなと思います」と話しています。


▲大阪府警は大学生ボランティアの協力を得て、年間70件を超えるサイバー防犯教室を小学校で開催しています

 大阪府警では、依頼があった府内の小学校に大学生ボランティアを派遣して、年間70件超のサイバー防犯教室を開催しています。サイバーセキュリティー対策課の担当警察官は「大学生の皆さんに話していただくと、身近な人から分かりやすく注意を受けていると感じる子どもたちは一生懸命聴いてくれます」と大学生ボランティアに期待を寄せています。
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