日米友好の象徴「ハナミズキ」がセントラルガーデンで満開を迎えました

 中宮キャンパスのセントラルガーデンのハナミズキが白い花を咲かせ、満開になりました。20日前には新入生を淡いピンクをまとった桜が迎え入れました。新しい友人とのキャンパスライフを歩みだしたのを見届けるかのように桜は散りましたが、ピンクから白への鮮やかなバトンパスになりました。

 
▲青空に向かって満開の花を咲かせました

 1912年に日本から日米友好の印として米国・ワシントンへ桜を送りました。その「返礼」として、100年後の2012年にハナミズキが日本にやってきました。関西外大には2015年に20本が贈られ、毎年春になると日米友好の証として純白の花を咲かせます。

 
▲ハナミズキは英語で”dogwood”といいます

 お花見をしていた米国の留学生のジェイデンさんは「とても馴染みのある木で、実家の近くにもハナミズキの並木道があります」とにっこり。米国の家族を思い浮かべて「留学先でもみることができて母国を思い出します」と懐かしみました。

 
▲(左から)ジェイデンさんとアルセニオさん

 メキシコから来たアルセニオさんは「日米友好の花だとは知りませんでしたが、世界各国から集まるこの学校に、友好の証があるのはとてもいいですね」と微笑みました。

 4月1日現在で関西外大の海外協定校数は50カ国・地域の400校を数えます。このうち米国の協定校は半数近くの188校に上ります。ハナミズキが満開になる期間は、日米友好を改めてかみしめる季節になっています。

 
▲日米友好をかみしめます
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