日米友好の証し ハナミズキを植樹


▲ハナミズキに土をかけるキース・ロメル領事(左)と谷本榮子理事長 

日米友好の象徴として米国から贈られたハナミズキ20本の植樹式が5月30日、留学生別科修了式に先立って、中宮キャンパスのセントラルガーデンで行われた。


▲苗木に水をやる谷本義高大学学長


▲目録の贈呈では大きな拍手が起きた


▲きもの姿の留学生も交えて記念撮影 

駐大阪・神戸アメリカ総領事館のキース・ロメル広報担当領事(関西アメリカンセンター館長)が谷本榮子理事長に「今後の永続的な日米友好の証しとして寄贈します」と述べ目録を贈呈。見守った谷本義高大学学長をはじめ教員役職者、留学生別科教員やきもの姿の留学生ら約150人から大きな拍手が起きた。ロメル領事と谷本榮子理事長がスコップで苗木に土をかけ、谷本義高学長がひしゃくで水をやって、式を終えた。

プレートに刻まれた文字は「友好の木 Friendship Blossoms」。米国の協定校が172校を数え、1年間で約800人が留学し、約350人を受け入れている関西外大でも、ハナミズキが両国の友好を深めるきずなになりそうだ。式の司会進行役は留学生別科日本語主任の鹿浦佳子・外国語学部教授が務め、終了後には晴れ渡った空の下で記念撮影が行われた。

日本がアメリカに3000本のサクラを贈ったのが1912年。2012年、100周年を迎えたのを機に、アメリカから返礼としてハナミズキ3000本が贈られることになった。最初の100本は同年11月、東京・代々木公園に植樹された。アメリカ政府と日米交流財団が共同で設立した官民パートナーシップは、「友好の木イニシアチブ」と名付けられ、日本全国の大学や公園で植樹のイベントが行われている。

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