鳥取県の中学3年生が留学生を交えた「大阪・関西万博ワークショップ」に取り組みました

 鳥取県の中学3年生26人が修学旅行のプログラムの一つとして4月25日、留学生を交えた「大阪・関西万博ワークショップ」に取り組みました。


▲留学生が参加してワークショップに取り組みました

 関西外大を訪れたのは鳥取県・大山町立名和中学校の26人です。「万博に触れる機会をつくり、留学生を交えたコミュニケーション力を養い、自らの将来について考えるきっかけにしたい」との方針からワークショップの開催が実現しました。

 ワークショップでは、海外留学生6人とともに2025年に開催される大阪・関西万博について学び、グループワークを通じてさまざまな課題について提案することを目指しました。


▲グループワークに先立ちアイスブレイクで留学生と打ち解けました

 最初に大阪観光局の牧野輝彦さんが、クイズを交えながら大阪・関西万博について説明しました。牧野さんは「大阪・関西万博が目指すのは、SDGsの達成に役立つことであり、2030年のSDGs達成にに向けてのプラットホームです」と話しました。そして「万博のコンセプトは未来社会の実験場です」とし、紹介動画を見ながら万博が目指すものについて学びました。


▲2025年の大阪・関西万博のビジョンやコンセプトの説明を受けました

 グループワークの課題は「こんな活動、イベントがあればよいと思うことは何ですか?」「会場にこんな設備、施設があればよいと思うことは何ですか?」の2点で、5つのグループに分かれてアイデアを出し合いました。中学生は日本語と英語を取り混ぜて留学生と話し合いながら、意見をまとめました。


▲イラストも取り込みながらさまざまな意見をまとめました

 まとまった意見はグループごとに発表しました。「世界の食べ物を楽しめるイベントを行いたい」「書道や茶道などが体験できる設備があればいい」といった提案のほか、SDGsの目標に沿った18のアイデアを〝アイデアの木〟にまとめて提案したグループもありました。




▲さまざまなアイデアをまとめて提案しました

 中学生たちは「留学生と一緒に考えることができてとても良かった」「今まで外国人と話す機会があまりなかったので楽しかった」とグループワークを満喫していました。

 
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