中国・北方工業大学の張立峰学長一行が来訪しました

 本学の協定校である中国・北方工業大学(北京市)の張立峰学長一行5人が6月12日、中宮キャンパスを訪れ、谷本榮子理事長、大庭幸男学長、谷本和子短期大学部学長らと面談しました。双方はさらに交流を活発化させることを確認しました。


面談する張立峰北方工業大学学長(右端)と谷本榮子理事長、大庭幸男学長、谷本和子短期大学部学長

 張学長は北方工業大学を紹介するスライドを見せながら、歴史や学部構成、最近の話題について話しました。この中で、国際交流について、40カ国の128大学と協定を結び、71カ国の留学生549人が在籍しているとし、「このうち関西外国語大学は最も重要な協定校の一つ」と述べました。

 谷本理事長は、半世紀に上る国際交流の歴史に触れ、「これまで巣立った留学生は2万人に上りますが、卒業後にまた母校と関わりをもってくれます。だから常々留学生は未来からの贈り物と言っています」と持論を述べました。

 さらに、来春の英語国際学部アジア共創学科の設置についても紹介し、「これまで欧米志向でしたが、今後はもっとアジアにも目を向けていきます。先生にも学生たちに夢を語っていただきたい」と話しました。


張立峰学長(右から5人目)ら北方工業大学一行と谷本榮子理事長、大庭幸男学長、谷本和子短期大学部学長ら

 北方工業大学は1946年創立の国立北平高級工業職業学校が前身。1985年に北京冶金機電学院から現校名となりました。学生数は学部生1万2065人、大学院生3425人、留学生333人。本学とは2007年に協定を締結し、これまでに北方工業大学から159人の学生を受け入れ、本学から588人の学生を派遣しました。
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