短期大学部2年生のK.G.C.ベーシックス全体授業で「私のブックレビュー 知との出会い」の受賞者7人が表彰を受けました
▲表彰を受けた皆さん
教員が選んだ書籍の中から1冊を読み、書評にまとめる「私のブックレビュー 知との出会い」は、2年生を対象に春季休暇に実施されました。
最優秀に選ばれたのは、桐島愛莉さんの作品「自分の知らない『自分』」で、神山典士さんの「ゴーストライター論」を読んで書評を書きました。「題名に引かれた」という桐島さんは、日本では幼少期から周囲に合わせるように行動することを求められることが多いが、就職活動を始めた途端に〝個性〟を求められるのに違和感を感じたといいます。「自分には個性がないと悩んだり、自分の思いを言葉にできないような人に読んでもらいたいと思います」とまとめました。
▲最優秀作品に選ばれた桐島さん
このほか、優秀作品に増田英玲奈さんの「世界中の人々を魅了するトウガラシ」(山本紀夫「トウガラシの世界史」)と、鈴木杏菜さんの「頑張りたいを何度でも」(宮口幸治「どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2」)が選ばれました。
▲優秀作品に選ばれた増田さん(上)と鈴木さん(下)
また佳作は、清原愛優さんの「私たちに『今』必要な認識」(宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」)▽坂田芽さん「気づかれなかった人たち」(宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」)▽竹本亜弥音さん「最高級の幸福と愛される変人」(前野隆司「幸せのメカニズム 実践・幸福学入門」)▽岩田実桜さん「事実の背景にある物語」(宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」)の4作品が受賞しました。
▲佳作の清原さん(左)と坂田さん(右)
▲佳作の竹本さん(左)と岩田さん(右)
谷本和子学長は「知との出会いにはいろいろな糸口があります。私たち教員はさまざまな場を提供しますが、出会った後にその扉を開けるのは皆さん自身です。実際に学び取るのは皆さんであることをしっかりと認識してください」と講評しました。
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