「アートサイエンス」の授業の成果を発表する「Hello, World. Prototype展」が開かれました
アートサイエンスの授業では、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、プログラミングなどを用いたアートの表現方法を学んでいます。「オープンキャンパスで高校生に大学や授業を紹介する」というテーマに基づいて、4つのグループに分かれて作品を作りました。
■この生成AI画像なーんだ?
生成AI画像を見て、どのような要素を用いているのかを4つの選択肢から選ぶクイズです。来場者は、回答の速さや正誤を競うKahoot!を用いてクイズに参加しました。クイズを通して、要素が画像にどのように影響するのかを体験することができます。
▲作成された生成AI画像のプロトタイプを推測しました
■Copenhagen in Denmark
ブロック玩具のレゴを用いてオランダ・コペンハーゲンのカラフルな街並みを再現しました。センサーをレゴブロックと組み合わせることで、街の灯りを付けたり、風車を回すことができました。センサーの設定に際して、授業で学修したプログラミングを組み込むことで、センサー感度や風車の回転スピードを自由に調節できます。
▲センサー感度や回転速度をプログラミングしました
■AI絵しりとり
AI画像を作成しながら、絵でしりとりを行うものです。前任者の絵がどのような要素を用いて作成している画像なのかを推測しながら、AI画像を作成しバトンをつないで行きます。実際にAI画像を作成する体験や要素がどのように絵に反映されるのかを学ぶことができました。
▲生成AI画像を作成しながら、絵しりとりを行いました
■VR迷路
バーチャル空間に入って遊べるメタバースプラットフォームClusterを使ってバーチャル空間で迷路を作成しました。迷路のスタート地点は「Hello, World.」になっており、オープンキャンパスに参加できない学生もバーチャル空間で外大のキャンパスを眺めることができます。実際にVRヘッドセットを使って、迷路を体験してみました。
▲VRヘッドセットを使ってキャンパス内を散策しました
ある受講生は「外大は外国語だけを学ぶ大学と思われがちですが、VR(仮想現実)やプログラミングなどを学んでアートサイエンスの作品としても表現できる力を身に付けることができました。この授業をきっかけに、ゲームのプログラミングなどを行う仕事に就きたいと思うようになりました」と話していました。
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