2024年秋派遣の留学生壮行会が開かれ150人に認定証書が授与されました
▲秋派遣の150人の留学生に認定証書が授与されました
2024年秋に派遣されるのは、大学・大学院学位留学2人▽ダブル・ディグリー留学22人▽2カ国留学6人▽短期大学部ダブル・ディグリー留学1人▽専門留学34人▽リベラルアーツ留学59人▽イベロアメリカリベラルアーツ留学3人▽英語&専門留学2人▽英語&リベラルアーツ留学21人です。
大庭学長が川本一輝さん(英語キャリア学部3年)、イワシタ・ルーカス・ヒデキさん(同)、足立真依さん(外国語学部英米語学科2年)、中元万裕さん(外国語学部スペイン語学科3年)にそれぞれ留学生を代表して認定証書を手渡しました。

▲(左から)川本さん、イワシタさん

▲(左から)足立さん、中元さん
大庭学長が式辞を述べました。交換留学制度ががスタートした約50年前、第一陣として米国に派遣された2人の外大生の決意と覚悟を紹介しました。そして「留学派遣はこの50年間で飛躍的に拡大発展を遂げました。それでは悲壮なまでの覚悟と決意で挑んだ留学は遥か昔のことでしょうか」と問い掛け、「留学の実現を当たり前のことのように考えないでください。数多くの先輩や指導した先生方の膨大な蓄積の上に今日があることを決して忘れないでください」と話しました。
▲式辞を述べる大庭学長
続いてドルーエ准教授が「congratulations」「enjoy」「explore」の3つのキーワードを取り上げて祝辞を述べました。「留学では興味のあることや楽しいことだけでなく、困難や上手くいかず悩む日々もあることでしょう。しかし、成長への鍵として受け止めてすべてに感謝しましょう」と話し「できる限り多くを学び、領域を広げ、好奇心や想像力、柔軟性を養いましょう」と激励しました。
▲祝辞を述べるドルーエ准教授
また、留学生を代表して、三木ほのかさん(外国語学部英語・デジタルコミュニケーション学科2年)と清瀬亜美さん(英語キャリア学部3年)がスピーチしました。

▲スピーチする(左から)三木さん、清瀬さん
2カ国留学でチェコのマサリク大学に派遣される三木さんは、先生から聞いた印象的な言葉として「未来のことは分からない。現在とその一歩先を見るだけで十分だ」を紹介し「留学で夢が変わるかもしれません。しかし大切なのは遠い将来に悩んだり過去を悔やむことではなく、目の前の一歩を踏み出すことです」と訴えました。
また、専門留学で米国のタンパ大学に派遣される清瀬さんは「留学は決して容易なものではありません。心が折れて逃げ出したいと思うときが来るかもしれません」と述べたうえで、フランスの女優ブリジット・バルドーの言葉「大切なのはどの道を選ぶかではなく、選んだ道をどう生きるかだ」を引用し「留学という選択を正解にするために、自分の決断に誇りを持ち胸を張って進み続けましょう」と話しました。
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