夏季休暇に入って初のオープンキャンパスが開かれ3100人が来場しました/次回は8月4日(日)に開催します
●・・・オープニング
オープニングは谷本記念講堂であり、英語国際学部4年安井結香さんがスピーチを行いました。安井さんは、英語と中国語を同時に学ぶことができるとの理由で今の学部を進学先に選んだことを紹介しました。予定していた英語圏と中国の2か国への語学留学はコロナ禍で中止となったが、中国学位留学に挑戦し、北京語言大学への2年間の学位留学を実現しました。留学によって「自分を成長させることができ、新しい自分に出会うことができました」と語り、「皆さんも関西外大で新しい自分を探し、夢をかなえてみませんか」と中国語を交えて呼びかけました。
▲オープニングでスピーチする英語国際学部4年安井結香さん
●・・・2025年春スタートのアジア共創学科をPR
2025年4月にスタートする英語国際学部の「アジア共創学科」の説明会には多数の高校生が詰め掛け、大教室が満員になりました。吉崎誠教授が「日本の学生は依然として欧米に目が向きがちですか、ぜひ成長著しいアジアに着目してください。アジアが世界の中心になりつつある今、新学科でアジアに強い人材を育成します」とPRしました。
▲説明会は超満員になりました
「新しい学科なので興味があった。英語は大好きで中国語もぜひ習得したい」という大阪府内の高校3年の男子生徒は「世界で最も人口が多い国の言葉なのでとても実用的だと思います」と話していました。またその友人で修学旅行でシンガポールを訪れたという男子高校生は「シンガポールやマレーシアへの関心が高まりました。これからますます成長する地域なので学んでみたい」と新学科の説明を熱心に聞いていました。
●・・・中国語会話に挑戦
英語国際学部の王峰助教の「中国語」の体験授業には、たくさんの高校生が参加しました。「麻婆豆腐」や「青椒肉絲」など中国料理のメニューを使って、中国語の発音に挑戦しました。王助教は「有気音と無気音で意味がまったく違ってきます。気を付けましょう」と正しい発音を繰り返し、最後に中国語で料理の注文にチャレンジしました。
▲中国語で料理を注文してみました
名古屋から訪れた高校1年の女子生徒は、王助教と中国語会話でチャーハンの注文を試みました。「中国語は中学生の時に少し勉強しました。英語と中国語に興味があるので、難しかったけれど楽しい授業でした」と話していました。
●・・・外大生になってみよう-教職課程(中・高)模擬授業
英語キャリア学部の坂本暢章教授は、教職課程(中学・高校)の模擬授業を行いました。
▲教職課程についての模擬授業も行われました
「教育概論」のミニ講義(20分)で、現場教師に行ったアンケートをもとに、教師が自分たちの仕事について、どのように感じているのかを解説しました。
参加した高校生や保護者にも考えを聞きながら、「教師の80%以上は、仕事は厳しい反面、大きなやりがいがあると感じている。世間では『ブラック』と言われがちだが、そうではない」と実際の教師の姿を浮き彫りにしました。
▲参加者の意見を聞きながら授業を進める坂本教授
参加者からは「外大に入学出来たら、海外留学が最大の目標だが、教職にも興味があります。留学と教職は<両立>できますか?」との質問も寄せられました。坂本教授は「可能です。教員免許取得のための授業は増えますが、努力して両立させた卒業生もいます」と話していました。
公募制推薦入試対策講座が谷本記念講堂で開かれ、予備校講師が過去の入試問題を紹介しながら、この夏の勉強法について話しました。
▲入試問題の出題傾向を開設する講師
講師は、外大の公募制推薦入試の学力検査は英語だけで、過去の問題を分析すると「文法と語法」を重視していることがわかるなどと説明しました。今後、入試までに「読解と文法、バランスよく勉強することが重要。ただ、文法は取り組みやすく、問題をこなすほど成果が得点につながりやすい」と、勉強の内容も解説しました。
▲過去の入試問題にチャレンジする参加者
参加者には、過去の外大の英語試験で出題された例文も配布され、講師が解き方や長文読解のコツも説明。参加者は解説に耳を傾けながら実際に問題を解いていました。
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