北海道・別海町と枚方市の中学生が外大を訪れ、外大生になりきって英語を楽しみながら交流しました
北海道・別海町と枚方市の中学生が8月6日、関西外大を訪れて、外大生になりきって英語を楽しみながら交流しました。
▲VR演習室では巨大ビジョンを使ってクイズ大会も行いました
枚方市は1993年から、友好都市の北海道・別海町との交流事業の一環として中学生が交互に訪問する「少年少女ふれあいの翼」を実施しています。2024年は枚方市が別海町の中学生を受け入れる年で、1~3年生16人と高校生3人が3泊4日の予定で訪れました。枚方市からは中学生13人が参加して交流を深めています。
別海町がある北海道・根室管内には大学がないことから、「ぜひ大学を訪れたい」との声が上がり、外大への訪問が実現しました。
最初に中宮キャンパスのVR演習室「Hello.World.」で、アクティビティーを楽しみました。村上裕美教授が「色のついたプラスチック製の卵を選んで、中に書かれている質問に答えながら自己紹介しましょう」と呼び掛け、グループごとに英語で自己紹介しました。
▲英語での自己紹介でスタートしました
また、「Guess what's in the box」では、英語で質問を繰り返して、箱の中に入っているものが何か当てていきました。パプリカやタワシ、コンニャクなどを次々と当てるとともに、コンニャクは英語で〝悪魔の舌〟と言うことも知りました。このほか、「別海町の牛は人口の何倍?」「別海町の面積は枚方市の何倍か?」といった早押しクイズ大会で盛り上がりました。
▲「それは食べることができますか?」「何色ですか?」といった質問に答えながら正解に近付きます
続いて、御殿山キャンパス・グローバルタウンの「GLOBAL COMMONS 結 -YUI-」を訪れました。RA(レジデントアシスタント)の外大生の案内で、留学生と外大生が学・食・住を共に過ごす施設を巡りました。「海外留学をしているのと同じ環境で生活できます」との説明に「すばらしい」との声が相次ぎました。
▲RAの案内で「結 -YUI-」を見学しました
そして、サポート役の外大生6人が参加して「英語でなりきりインタビュー」「お互いの町について紹介しましょう」に取り組みました。「英語でなりきりインタビュー」は、質問しながら相手が誰かを当てるインタビューで、別海町出身で直木賞作家の川崎秋子さんが出題されると、見事に正解が出ました。
▲外大生6人がサポート役を務めました
「お互いの町について紹介しよう」では、それぞれで撮影してきたイチ押しの写真を基に紹介しました。別海町の中学生は、「甲子園球場の10倍の広さがあるうちの牧場」、特産品のホタテやアイスクリーム、摩周湖から来ている水道水などのスライドを示しながら故郷の魅力を発表していました。
▲別海町の中学生が〝牛〟を紹介しています
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