夏休み期間中最後のオープンキャンパスが開かれ、高校生や保護者ら3200人が参加しました/次回は9月22日(日)です

  第6回オープンキャンパスが8月24日に開かれました。夏休み期間中最後の開催で、残暑の厳しい一日となりましたが、高校生や保護者ら3200人が参加しました。次回は9月22日(日)です。

 谷本記念講堂のオープニングで、外国語学部4年の吉野碧さんがスピーチを行い「1年間の留学とその後の就活を通して、タイムマネジメント(時間管理)がうまくなった」とし、「入学時の目標だったフルスカラシップでの留学を実現でき、今の目標は海外で仕事をし、海外に住むこと。皆さんも目標が達成できたら次の目標に向かって前に進んでください」と訴えました。

 
▲参加者に向けて話す吉野碧さん

 京都府から母親と二人で参加した高校2年の女子生徒はオープニングのあと、「受験まで1年ありますが、留学に興味があり、早めに準備をと思い来校しました。留学関係を中心に、いろいろな話を聞きたい」と他の会場へと向かっていました。

■公募制推薦入試英語対策講座

 駿台予備校の講師による対策講座が谷本記念講堂で行われました。会場には多くの高校生が詰めかけ、熱心にメモを取っていました。講師は、各問の点数配分や出題傾向を紹介しました。「公募制推薦入試まで2カ月と少しの時間があるので、持っている文法問題集を完ぺきにしてください」と激励を送りました。


▲点数配分や出題傾向を紹介しました

 京都府から来た高校3年の女子生徒は「各問の配点を知れてよかったです」とし「また単語の難易度も教えて頂いたので、より勉強がしやすくなりました」と話していました。

■体験授業・吉川雅也英語キャリア学部准教授

 「AIで変わるキャリアの選び方と働き方」をテーマにした講義を聞いて、奈良県から来た高校3年の男子生徒は「普段からレポートなどでAIを使用しているので、興味深かったです」とし「AIの出された解を正しいかどうか判断できるだけの力を磨いていく必要があることを学びました」と話していました。


▲AIとキャリアデザインをテーマに講義しました

■体験授業・山口真史外国語学部准教授

 語学の体験授業の一つとして英語の講義をしました。「英文を正確に読むために名詞の"穴"を見つけよう」をテーマに英文を読むためのテクニックを紹介しました。熱心に耳を傾けていた、兵庫県から来た高校1年の女子生徒は「とても理解しやすい内容で文法への興味が沸きました」とし、「今まで文法を感覚で解いてきたので、先生の話を聞いて5文型を改めて勉強し直そうと思いました」と話していました。


▲「英語」の体験授業には大勢の高校生が参加しました

■短期大学部の学科説明

 英米語学科と未来キャリア英語学科の説明のあと、短期大学部を卒業して英語国際学部に3年次編入学した山部はるさんが、高校生に短大の魅力を語りました。9月から中国の天津外国語大学で半年間、日本語教員の助手としてインターンシップを経験する山部さんは「夢が決まっていなくても大丈夫。外短でなりたい自分になれます」とPRしました。沖縄県から訪れた高校3年の女子生徒は「短大の魅力がよく分かりました。英語をしっかり勉強してぜひ入学したいと思います」と話していました。


▲短大から英語国際学部に3年次編入学した山部さんが短大の魅力を語りました

■英語・デジタルコミュニケーション学科生と話そう

 「パソコンが大好き」「留学したい」と話しながら外大生に質問していたのは、滋賀県から来た高校3年の男子生徒2人組。理数系やプログラミングの授業についてや、「海外に関わるような仕事に就きたいけれど可能性はあるか」といったことを矢継ぎ早に聞いていました。2人は「英語・デジタルコミュニケーション学科か英米語学科か迷っています。きょう聞いた話を参考にします」と話していました。

■英語キャリア学科生と話そう

 両親と訪れた大阪の高校2年の女子生徒は「留学の話をたくさん聞くことができてとても良かったです。大変そうだけれど楽しい生活ができそう」と話していました。1年間のオランダでの留学を終えて帰国したばかりの現役生が「条件さえクリアすればフルスカラシップで留学できます。周囲はみんなフルスカラシップを目指しているので、自分も頑張れますよ」と励ましていました。



■スペイン語学科生と話そう

 客室乗務員かホテルのコンセルジュを目指しているという大阪の高校3年の女子生徒は「スペイン語学科でも英語圏の大学に留学できますか」と質問していました。スペイン語を学ぶ一方で、米国やイギリスなども留学先の選択肢にしたいと言います。外大生からは「英語圏の大学への留学もできます。ただし、条件は厳しくなるかもしれません」との話にうなずいていました。

■英語国際学科生と話そう

 大阪の高校3年の男子生徒3人組は、もっぽら入学試験対策について質問していました。「試験にはどのような問題が出るのか」「過去問題はどのように取り組めばよいか」と聞いていました。外大生から「英語国際学部では英語と共にレベルの高い中国語を学ぶことができるのが魅力」などと説明を聞き「関西外大の受験は決めているけれど、学部学科はまだ未定。きょうの話を参考にします」と話していました。

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