8月学位記授与式が開かれ、60人が学窓を巣立ちました

 2024年度の8月学位記授与式(卒業式)が8月27日、中宮キャンパスで開かれ、60人が学窓を巣立ちました。

 学位記を授与されたのは、大学院博士後期課程修了生1人▽大学院博士前期課程修了生2人▽外国語学部29人▽英語国際学部21人▽英語キャリア学部2人▽短期大学部5人です。


▲60人が学位記を授与されました

 博士前期課程を修了した包新業さんと馮揚さんに、大庭幸男学長から修士学位記が手渡されたほか、学部の卒業生を代表して清水鈴さん(外国語学部英米学科)と孫聞懌さん(英語国際学部)に大庭学長から学士学位記が授与されました。


▲大庭学長(手前)から修士学位記を手渡された(左から)包さんと馮さん


▲学位記を授与された清水さん(左)と孫さん(右)

 また短期大学部の卒業生、熊谷悠さんに谷本和子短期大学部学長から短期大学士学位記が手渡されました。


▲谷本学長から学位記を授与される熊谷さん

 続いて、大庭学長が式辞を述べました。大庭学長は、平和への熱い思いを込めて1945年に創立された建学の理念に触れ、戦乱や紛争が続く世界の現状を指摘したうえで「それぞれの立場から、安心して暮らせる社会のために〝自分は何ができるか〟を考えてほしい」と話しました。そして米国の作家、エルバート・ハバードの「人生における最大の失敗は失敗を恐れ続けることである」との言葉を紹介し、「失敗や困難を乗り越えて初めて自分の人生に価値が生まれます」と激励しました。


▲式辞を述べる大庭学長

 そして成績優秀賞が、清水鈴さん、孫聞懌さん、本澤優衣さん(英語国際学部)、和田佳那美さん(英語キャリア学部)、岡田久実さん(短期大学部)に贈られました。本澤さんが代表して大庭学長から授与されました。


▲代表して成績優秀賞を授与される本澤さん

 谷本短期大学部学長が餞の言葉を贈りました。谷本学長は、「願わくは、我、太平洋の橋とならん」の言葉を残した新渡戸稲造に触れ、「新渡戸先生は、国際的に通用する人間は〝Sense of Proportion〟と〝Grasp of Things〟を満たす人物であると言いました。大学での学びを通じて養ったさまざまな力とともに、この2つの力をもって自らの人生を切り拓いてください」と呼び掛けました。


▲餞の言葉を贈る谷本学長



 
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