34カ国・地域からの留学生と新入生505人を迎える入学式が行われました

 秋学期から関西外大で学ぶ海外からの留学生と新入生の9月入学式が8月27日に、御殿山キャンパス・グローバルタウンで開かれました。海外からの留学生と新入生は34カ国・地域の505人になります。

 中国からの大学院入学生10人▽中国からの英語国際学部3年次編入学生14人▽国際共生学部への入学生11人(米国、ドイツ、オランダ)▽中国からの大学院交換留学生3人▽中国からの英語国際学部交換留学生17人、そして留学生別科450人が入学しました。



 留学生別科では33カ国・地域の留学生が学びます。原籍大学の所在国別でみると、米国266人のほか、カナダ27人、オランダ21人、メキシコ12人、オーストラリア11人、スペイン10人、ドイツとフランス各8人などとなっています。

 最初に、入学生の代表として、丁芯梅さん、ロドリゲス・パーキンス・ローレン・クリスティナさん、高曄さんの3人が誓詞を読み上げ、続いて留学生の代表として、斉李涵さん、王挙さん、トルソー・キルステン・エリザベスさんの3人が宣誓し、大庭幸男学長からそれぞれ入学を許可されました。


▲誓詞を読み上げた新入生の(左から)丁さん、ロドリゲスさん、高さん


▲宣誓した留学生の(左から)トルソーさん、王さん、斉さん

 続いて、大庭学長がオールイングリッシュで式辞を述べました。「34カ国・地域の500人が集まってくれました。大変うれしく思います」と歓迎し、日本での過ごし方をアドバイスしました。「一つ目に現地の文化や周囲の人々に敬意を示すよう心がけてください。2つ目に自ら行動して、自分の背中を押してくれるような人とのつながりをつくってください。そして3つ目に何か悩んだらぜひ相談してください」と話し、「皆さんの旅立ちを全力でサポートします」と激励しました。


▲「皆さんを全力でサポートします」と式辞を述べる大庭学長

 来賓として参列した大阪・神戸米国総領事館のアカシュ・スーリ広報領事が祝辞を贈りました。「みなさんはコンフォートゾーンから抜け出して留学しました。この経験はとても貴重ですが、時には困難が伴います」と言い、外交官の視点からとして「Exchange programs」「Optimism」「Seeing value in one's own country」の3つのキーワードを取り上げ、有意義な留学生活を送るようエールを送りました。


▲力強いエールを贈る来賓のスーリ広報領事

 また、2年間のスウェーデンでの留学を終えて外大を卒業したばかりの清水鈴さん(外国語学部英米語学科)が、オールイングリッシュで歓迎の言葉を述べました。今では第二の故郷となったスウェーデンでの経験や、外大で参加した学生広報チームでの活動体験に触れたうえで「関西外大は新しい機会を探そうとしている学生をサポートしてくれます。日本が第二の故郷のように感じることができるような、そして人生を変えるような経験にしてください」と訴えました。そして「私がスウェーデンを恋しく思うのと同じぐらい、皆さんが日本を恋しく思うことを願っています」と話しました。


▲ジョークも交えて軽妙なスピーチを披露した清水さん

 このほか、国際共生学部の宮田快音さんがマジックを、ゾイさんが歌のパフォーマンスをそれぞれ披露して留学生らを歓迎しました。


▲歓迎のパフォーマンスを演じる(左から)宮田さんとゾイさん

 
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