御殿山キャンパス・グローバルタウンで開かれたGIPのイベントに留学生と外大生150人が集まり、「言語と文化」について考えました

 留学生と外大生が交流を深める活動に取り組む「グローバル・イノベーション・プログラム(GIP)」が9月10日、秋学期最初のイベントを御殿山キャンパス・グローバルタウンの CAFÉ COMMONSで開催し、150人が参加しました。



 この日は「言語と文化を知ろう」をテーマに、少し変則的な LANGUAGE TABLEを開きました。参加した留学生と外大生は3~5人ずつ各テーブルに分かれ、制限時間の15分間で自己紹介したり、言語や文化をめぐる質問について意見を述べ合いました。



 質問には「あなたの言語は何ですか?」「その言語は地域によって話し方が変わるのですか?」「あなたの国にはどんな文化がありますか?」「文化をめぐる祝日はありますか?」「なぜその文化を祝うのですか?」と言ったものがあり、共通する意見を持っている人を覚えておきます。テーブルのメンバーは計5回のシャッフルで入れ替わり、最後に共通する意見の者同士が集まってグループをつくります。グループ同士でそれぞれの意見を評価しあって、人数を競い合いました。



 米国の留学生のマイケルさん、シンガポールから来たファイースさん、英語国際学部1年の長森直樹さんと山﨑未夢さんのテーブルでは、それぞれが好きなスポーツやスポーツへの考え方を話した後、手話が話題になりました。2025年に東京で開催するデフリンピックに手話通訳として参加したいと話す山﨑さんが「日本の手話と外国の手話では〝お願いします〟や〝ごめんなさい〟では手の出し方が違います」と説明すると、それぞれの国の手話がテーマになって意見を交わしていました。



 ドイツの留学生のジルさん、米国から来たエスコバーさん、英語国際学部4年の森心南さん、外国語学部英米語学科1年の福家みなみさんのテーブルでは、日本語の学習歴5年のエスコバーさんが富山県の文化を話題にしました。「富山県のホタルイカはとてもおいしい。大好き」と話し始めると「私は納豆が好き」などと次々と意見が出ました。そしてそれぞれの名前を漢字で表記することになり、日本文化の中の漢字について話し合いました。



 GIPは毎週火曜日午後5時から、御殿山キャンパス・グローバルタウンの CAFÉ COMMONSで開催します。留学生と外大生が毎回、100~200人参加し、さまざまなイベントを通して交流を深めています。

 
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