留学生6人が大阪市立島屋小学校を訪れ、5年生と英語を使って交流を深めました

 留学生6人が9月17日、大阪市立島屋小学校(大阪市此花区)を訪れ、5年生と英語を使って交流を深めました。


▲5年生と留学生が交流を深めました

 島屋小学校を訪れたのは、トレントさん、チャロット(Cj)さん、リディアさん、ペリーさん、ザックさん(いずれも米国)とディピカさん(オーストラリア)で、英語キャリア学部小学校教員コース4年の谷口智紀さんと、英語国際学部3年の吉田賢明さんがサポートしました。


▲最初に留学生が自己紹介しました

 6人の留学生はそれぞれ3クラスに分かれ、スクリーンに画像を映しながら英語で自己紹介しました。「私はアメリカのイリノイ州から来ました。ここに写っているのは私の〝友だち〟のネコです」「私はアメリカのハワイ州から来ました。ビーチがとてもきれいです」などと話すと、子どもたちから「行ってみたいな」「すごくかわいい」と歓声が上がりました。

 続いて、5年生があらかじめ英文で用意した自己紹介文を見ながら、自分の名前や誕生日、好きなスポーツ、好きな食べ物、特技などを留学生に話しました。「バレーボールをしています」と話した小学生に対して、留学生から「私もバレーボールをしています。大好きなスポーツです」と答えが返ってくると、教室中が盛り上がりました。


▲子どもたちは一生懸命に英語で自己紹介しました

 全員の自己紹介が終わると、「クエスチョンタイム」になりました。子どもたちから「日本のアニメでは何が好きですか?」と質問が出ると、留学生から「小さいときはポケモンが好きでした。米国ではとても有名です」「トトロが大好き。アメリカでもとても人気があります」と答えが返ってきました。また「日本のことをどう思いますか」という質問に、留学生は「とても蒸し暑い」「日本の電車は安くてとても便利」「コンビニが素晴らしい。オーストラリアにはコンビニがないので」と思い思いに答えていました。


▲クエスチョンタイムには次々と質問が飛び出しました

 クエスチョンタイムの最後に留学生から「みなさんの英語はとてもはっきりわかりました」「皆さんのことがよくわかりました。ありがとう」と感想を述べると、大きな拍手が起こりました。


▲5年生の意見や思いはすべて留学生に通じていました

 授業の始めに「起立、礼」をするのが興味深かったというリディアさんは「教育学を専攻しているのでとても良い経験になりました。楽しかったです。子どもたちはとてもやさしくて礼儀正しかったと思います」と話していました。


▲野球が話題になると「大谷翔平に会ったことがありますか」という質問も出ました

 また日本の大学院で教育学を学びたいというトレントさんは「こどもたちは頑張って英語を話していました。とても楽しかった」と振り返り「自分の専攻する分野にぴったりの経験になりました。このような機会があればまた参加したい」と笑顔を見せていました。




 
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