留学生10人が枚方なぎさ高校の国際文化系列3年生と交流しました

 留学生10人が大阪府立枚方なぎさ高校に訪れ、国際文化系列の3年生の10人とオールイングリッシュで交流を深めました。

 
▲枚方なぎさ高校の国際文化系列の3年生と交流しました

 枚方なぎさ高校を訪れたのは、マヤさん(オーストラリア)、ウィリアムさん(カナダ)、アウリさん(エストニア)、ディランさん(ニュージーランド)、アレックスさん、タイラーさん、アリッサさん、ザックさん、ジセンさん、コーエンさん(以上米国)の留学生と、小前美優さん(英米語学科4年)、出口湧新さん、ウォルフ衣緒乃さん、松尾祐佳里さん(以上国際共生学部1年)の4人の外大生がサポートしました。

 
▲1人ずつ英語で自己紹介を行いました

 はじめに、アイスブレイクとして高校生と外大生が3つのグループに分かれて、ジェンガを行いました。制限時間内にどれだけ高くピースを積み上げられるのか勝負しました。順番決めのじゃんけんや高く積むための作戦会議を行っているグループもあり、早くも打ち解けていました。

 
▲アイスブレイクにジェンガを楽しみました

 続いて、4人1組になりあらかじめ高校生が用意した8つの質問を留学生に聞きました。「なぜ日本語を学ぼうと思ったのですか」「日本に住んでどうですか」「海外に留学する際に、気を付けないといけないことはなんですか」と高校生から尋ねられると、「難しい質問ですね」と顔をしかめながらも「日本はとても交通の便がいいです」「留学では新しい知識や友人を得る貴重な機会です」と答えていました。

 
▲高校生からの質問に親身になって答えました

 質問タイムが終わると、高校生が日本文化についてプレゼンテーションしました。「七夕」や「花火」、「結婚式」について一人ひとりがペアの留学生にオールイングリッシュで紹介しました。

 最後に、2年生も加わり高校生が留学生とペアになり学校を案内しました。施設の紹介に加えて、部活動の部屋を訪れ、部活動や作品の紹介などもしました。

 
▲学校案内では書道部の作品も見学しました

 参加した留学生のザックさん(米国)は「全て英語で進行してくれて、一生懸命にもてなしてくれたのがとても伝わってきました」と話しました。

 高校生と4人一組になって話を聞いていた、マヤさん(オーストラリア)とアリッサさんは(米国)は「日本の文化として七五三と七夕について話してくれたのが興味深かったです」と話し「私たちも日本語を勉強しているので外国語で話すのは難しいと思いますが、文法を気にせずどんどん話すことが大切だと感じました」とエールを送りました。


▲Learning Nexus Education Teamの外大生が留学生に事前学修として日本の教育制度を紹介しました

 交流に先立ち、教員を目指す学生が主体となり、留学生と共同で語学学習やプロジェクトの支援を行う「Learning Nexus Education Team」が、事前学習として日本の教育制度について参加する留学生に説明を行いました。「日本の教育は6-3-3-4制です」や「児童自らそうじや給食の配膳をします」と紹介しました。
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