留学生と外大生が豊国神社や智積院をめぐり秋の京都・東山を満喫しました
▲留学生と外大生で日本の近世史をたどりました(写真は豊国神社)
秋学期がスタートして最初のフィールドトリップには、留学生と外大生約10人が参加、御殿山キャンパス・グローバルタウンのCAFÉ COMMONSで開かれたGIPのイベントで作製したオリジナルの御朱印帳を手に、豊国神社、智積院、三十三間堂を訪ねました。
●・・・豊国神社
豊臣秀吉を祀る神社で、神社の参拝方法を復習しながらお参りしました。豊国神社の手水屋は水の出口は、秀吉の馬印であるひょうたんの形をしています。留学生は「ひょうたん型を初めて見た」と興味津々で、「手と口を清めるのはなぜか」と関心を持って質問していました。
●・・・智積院
真言宗智山派の総本山で、美しい庭園や桃山時代の名画で知られています。庭園で静かな時間を過ごすグループと、寺院内を散策するグループに分かれました。高い丘の上でお寺を見下ろしていると、その美しさからか留学生の一人が君が代を口ずさんでいました。そこから、みんなでお互いの国の国歌の意味を話し合いながら丘を下りていきました。
●・・・三十三間堂
全長120メートルの本堂に1001体の観音菩薩像が安置されています。たくさんの観音像に圧倒されて「わ〜」という声が漏れていました。「お堂に入った瞬間のお香の匂いが好きだ」「観音像はみんな顔が違う」と話しながら、と一体一体しっかり見て歩きました。 高さ3メートル超の千手観音像は800年以上も前につくられたと聞いて「当時の技術でこのような繊細で大きな像が作れたんだ」と驚き、すべて手彫りされていると知ってさらに驚いていました。
▲すっかりと打ち解けてなごやかなトリップになりました(写真は三十三間堂)
参加した留学生は「御朱印をいただけてとても良かった。日本語をたくさん練習することができました」「素晴らしいトリップだった。すべての瞬間を楽しみました。 次のトリップにもぜひ参加したいです」と話していました。
また参加した外大生からは「みんなの仲が良いので、初めての惨禍でもすぐになじめました」「日本語や英語を交えて留学生と文化交流ができたのがよかったです」「普段は御朱印をいただくような経験がないので楽しかったです。新しい留学生や日本人の友達ができて輪が広がりました」と大好評でした。
▲秋学期第一弾のフィールドトリップは大好評でした(写真は智積院の庭園)
Linkのスタッフの辻英恵さん(英語国際学部3年)は「日本語を話したい留学生と英語を話したい外大生が、お互いに言葉を教え合いながら楽しそうに散策していました。 今学期も季節や日本文化を楽しみながら交流できる機会を作るので、ぜひ参加してください」と呼び掛けています。
11月には宇治へのフィールドトリップや京都の紅葉を楽しむトリップを予定しています。
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