短期大学部2年の山田陽芽さんがバトントワーリングの世界大会にJapanチームのメンバーとして出場し準優勝に輝きました
▲世界大会で見事に準優勝に輝きました(後列左端が山田さん)
バトントワーリングは、20世紀初めに米国の音楽隊のパレードの指揮者が指揮杖を回したことが起源といわれています。バトンを回転させる(トワーリング)という意味を持ち、バトンの操作と体の動きを音楽に合わせて組み合わせる芸術性の高いスポーツです。
山田さんは2023年8月にイギリスで開催された「IBTF世界バトントワーリング選手権大会」に出場し、アーティスティックペアのシニア部門で4位、同じアーティスティックのチームではMTPチームαのメンバーとして出場し2位を飾りました。ただ、緊張のあまりミスで演技が崩れてしまい、目標にしていた優勝を逃してしまいました。
▲2023年10月にはイギリスでの大会の好成績を評価されてオナーバッジを授与されました
今回の世界大会に臨むに当たり、本番までの自らの気持ちの維持の仕方を考えながら練習を重ねました。2月には日本代表選手権大会関西支部予選会を1位で通過し、3月の世界バトントワーリング選手権日本代表選考会も1位で通過して世界大会に挑みました。
▲大会で最高のパフォーマンスを演じました(左端に写っているのが山田さん)
山田さんはチームの最年少で参加しましたが、緊張の中でも他のメンバーのサポートもあり、準決勝を1位で通過して決勝に進みました。「緊張しましたが演技を始めると楽しんで踊ることができました。前回の大会で学んだことを生かすことができました」と振り返ります。
▲次の世界大会では優勝を目指します(左から3人目が山田さん)
山田さんは「目標にしていた1位を取ることができずとても悔しいですが、この大会の反省点を生かしてまた世界大会に挑みます」と決意を新たにしています。
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