3回連続の公開講座「魔術的リアリズムの国、南米コロンビアの魅力を知る」が始まりました。次回は11月12日(火)に開催します。
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▲身振りを交え、講演をするゴメス氏
ゴメス氏は▽国名は「コロンビア共和国」▽首都はボゴダ▽人口は約5100万人--などの基本情報をはじめ、生息する蝶は3500種以上に上るなど、豊かな自然や食文化や都市の発展状況などを、動画を交えながら紹介しました。
さらに、高級コーヒー豆の「エメラルドマウンテン」は、1970年の大阪万博をきっかけに日本で知られるようになったことや、日本に輸入されているカーネーションの7割がコロンビア産であることなど、日本にとってコロンビアが身近な国だと強調しました。
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▲説明には、カラフルなスライドもふんだんに使われました
連続講座は、スペイン語圏の国や地域を広く研究する、本学の「イベロアメリカ研究センター」(センター長、林美智代・外国語学部教授)の主催。林センター長は講座の冒頭で、「コロンビアは遠い国というイメージだが、今日の講演で、一度は行きたい国と感じてもらえたらと思います」とあいさつしました。会場の様子はオンラインで国外にも配信されました。
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▲冒頭、あいさつをする林センター長
会場には、学生や留学生、本学卒業生のほか、一般参加者の姿も見られました。枚方市内から訪れたという75歳の男性は「コロンビアに行ったことはないが、自然環境だけでなく都市の発展などに興味を持ちました。わかりやすいお話で、理解が進みました」と話していました。
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▲会場には、学生や留学生ばかりでなく、一般の方の姿もありました(前列左がゴメス氏)
次回以降の日程、テーマ等は以下の通りです。
◆11月12日
テーマ 「知られざるコロンビアの素顔―その魅力と歴史」
講師 寺澤辰麿氏(日本コロンビア友好協会会長)
◆11月26日
テーマ「魔術的リアリズム作家ガブリエル・ガルシア=マルケスの作品と波乱に富んだ人生」
講師 木村榮一氏(スペイン文学・ラテンアメリカ文学翻訳者、神戸市外国語大学名誉教授)
会場定員300人でオンライン受講(Zoomウエビナー)も可能です。申し込みは、会場は開催日の2日前、オンラインは各開催日の午後3時までに、以下のURLからお申込みください。
http://www.ocans.jp/kansaigaidai/schedule?fid=R8C6tqGZ
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