留学生と外大生が源氏物語ゆかりの京都・宇治を訪れ、抹茶づくりを体験し平等院などを訪ねました

 日本の伝統的な文化の体験などを通じて留学生との交流を深める外大生のグループ「Link-環-」が11月3日、源氏物語ゆかりの京都・宇治を訪れ、抹茶づくりを体験したほか、平等院などをトリップしました。

 留学生と外大生20人が参加しました。最初に「お茶と宇治のまち交流館」を訪れ、実際に茶臼で茶葉を挽く抹茶づくりを体験するとともに、自分で点てた抹茶を味わいました。



 参加した留学生も外大生も茶臼を引いて抹茶づくりをするのは初めてで、「思っていたよりずっと石臼が重い」と言いながらも、目を輝かせながら〝マイ抹茶〟を作っていました。マイ抹茶を実際に味わったり、2種類の抹茶の飲み比べをしながら、自分好みの味を探していました。




▲じっくりと抹茶を味わいました

 続いて、世界遺産に認定されている平等院鳳凰堂を訪ねました。藤原頼通が創建した鳳凰堂は国宝に指定されています。NHKの大河ドラマで注目を集めていることから、参加者は事前に開いた学習会で宇治や平等院の歴史を学んで今回のトリップに臨みました。


▲事前学習をして平等院鳳凰堂を訪れました

 参加した留学生からは「興味深い場所をたくさん見て回れてうれしかったです。皆さんもとてもフレンドリーでした」との声が上がっていました。また外大生は「留学生と話す機会がたくさんあったし、日本の文化を一緒に感じることができてよかったです」と話していました。


▲留学生も外大生も宇治でのひとときを満喫しました

 Linkの金沢里帆さん(英語国際学部3年)は「参加者の驚く顔や楽しそうな様子を見ることができてうれしく思いました。日本語と英語がどちらも聞こえてくるLinkのトリップでは、日本の素晴らしさを感じていただける体験を通して、留学生と外大生の交流する機会になっています。みなさんのご参加をお待ちしております」と話しています。

 次のトリップは11月17日(日)で、留学生と外大生で京都・嵐山の紅葉を楽しみます。

 
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