「国際スタートアップ・カンファレンス」で外大生の参加チームがグランプリや優秀賞を受賞しました
▲関西外大から「スタートアップ・カンファレンス」に参加した皆さん
第10回を迎えた「大学生国際スタートアップ・カンファレンス」には、日本のほか米国、ドイツ、韓国、タイ、ベトナム、フィリピンの計12大学から136人の学生が集まり、韓国・釜山の東明大学の主催で開かれました。関西外大からは、外国語学部の姜京守教授のマーケティング、経営学を履修する1~4年生12人が参加しました。
カンファレンスでは、国籍がバラバラの8~9人の多国籍メンバーで15のチームをつくります。各チームにはそれぞれ、テーマに基づく課題が与えられ、問題点や解決策をめぐって議論し、国際的なビジネスプランを作成します。大会の終盤にプレゼンテーションを行い、グランプリ賞や優秀賞などが選ばれました。
▲多国籍のメンバーで議論を重ねます
外大から参加した学生は15チームのうちの8チームに参加し、それぞれグループワークに取り組みました。参加したチームではすべて外大生がリーダーを務め、プレゼンテーションでは4人の外大生がプレゼンテーターとして登壇しました。
▲どのチームでも外大生が議論をリードしました
その結果、外国語学部3年の京極青空さんが参加したチーム10がグランプリ賞を、英語キャリア学部1年の杉浦心咲さんが参加したチーム7が優秀賞を受賞しました。ともに議論をリードし、プラン作りに大きな役割を果たしました。
グランプリ賞を受賞したチーム10は、防犯カメラ向けソフトウェアの開発をテーマに取り組みました。京極さんは「事前にアイデアを準備して臨みましたが、実践的なビジネス構築の経験や知識の不足を感じ、チームメイトとのレベル差に打ちのめされることもありました。しかし、国際ビジネスコースと英語専攻での学びを活かし、多国籍のメンバーと積極的に意見を交わし、議論に貢献できたことは大きな自信につながりました」と話しています。
▲グランプリ賞を受賞したチーム10(左から2人目が京極さん)
また優秀賞を受賞したチーム7は、スキンケアに特化したアプリの開発をテーマに取り組みました。杉浦さんは「この経験を通じて、自分の英語力や柔軟な思考を再確認すると同時に、今後の学びに向けた課題も明確になりました。学んだことを日々の生活に活かし、さらなる成長を目指していきたいです」と話しています。
▲優秀賞を受賞したチーム7(左から3人目が杉浦さん)
指導に当たっている姜教授は「今回のカンファレンスを通じ、学生たちは多国籍のメンバーと協働することで新たな視点やスキルを習得し、国際的なビジネスプラン作成の貴重な経験を積むことができました。異文化理解やコミュニケーション能力の向上が図られたことに加え、プレゼンテーションスキルやマーケティング知識も向上する機会となりました」とコメントしています。
カンファレンスに参加したのは次の皆さんです。
平井舞莉亜さん(英語キャリア学部4年)
山中 梨瑞さん(英語キャリア学部4年)
池田 小凜さん(英語キャリア学部4年)
佐々木花都さん(外国語学部4年)
新木 葉菜さん(外国語学部3年)
京極 青空さん(外国語学部3年)
及川 真衣さん(外国語学部2年)
杉山 成美さん(外国語学部2年)
金川 羽菜さん(英語キャリア学部1年)
杉浦 心咲さん(英語キャリア学部1年)
沼倉 琉真さん(英語キャリア学部1年)
阪東 凛央さん(英語キャリア学部1年)
一覧を見る |