小学校教員コースの1年生が枚方市立明倫小学校の5年生の外国語の授業を担当しました

 英語キャリア学部小学校教員コースの1年生12人が12月3日授業の一環で、枚方市立明倫小学校を訪れ、5年生の外国語の授業を担当しました。

 
▲英語キャリア学部小学校教員コースの1年生と担当教員の松﨑力教授

 英語キャリア学部小学校教員コースの学生は、英語を学んで小学校教員を目指しています。1年生で履修する学校教育演習の授業は、実際に授業の内容を計画したり、実践することを通じて「学修」という場を全体的に学ぶことが目的です。

 5年生1組と2組に分かれて、準備してきた企画に沿って外国語の授業を45分間担当しました。授業の初めは、「Eraser Game 消しゴムゲーム」をしました。ゲームには「on」と「in」を使い、消しゴムを使って前置詞の使い分けについて学びました。はじめは分かりやすい「Eraser on your hand」から始まり、「Eraser on the floor」などとレベルアップしていき、前置詞の理解を深めました。

 
▲前置詞onとinの使い分けをゲームを通して学びました

 続いてのスリーヒントクイズは、外大生がヒントを3つの英文で伝え、どのようなものや動物について話しているのかを小学生に推測してもらいます。タコのヒントには、「I live in the sea」「I can swim」「I have eight legs」が挙げられ、小学生は「Octopus」と元気よく英語を使って答えました。

 
▲難しい英単語があれば身体やジェスチャーを使って教えていきます

 一番盛り上がったのはKahoot!を使った国にまつわるクイズ大会です。「アメリカの首都はどこでしょうか」や「ビビンバはどこの国の食べ物ですか」「一番大きな国はどこでしょう」などのお題に4つの回答の選択肢が与えられ、早く正確に答えるほどポイントが多く入ります。すべての問題を終えると、獲得ポイントが多い3人を表彰すると大いに盛り上がりました。

 
▲国にまつわるクイズ大会をしました

 他にも、1つずつ絵を見せながらクリスマスでよく使う英単語のスペルを書き出し、発音していきます。20個ほどの英単語を小学生が発音できるようになると、クリスマスソングを英語で歌う練習をしました。外大生が準備してきた歌詞カードを見ながらゆっくりと発音し、最後は音楽に合わせてクリスマスソングを歌いました。

 
▲手作りの歌詞カードを使ってクリスマスソングを歌いました

 実践授業のリーダーをした勝井創太さんは「大学に入学して初めての実践の場ということで、指導案を分析したり、使用している教科書を読み込んだりして事前準備をたくさんしました。45分間でしたが、子どもたちの反応をみてとても手応えを感じました」と満足そうでた。

 同じリーダーを務めた東野愛美さんは「小学生の英語のレベルを調べ、事前に2度先生と打ち合わせをして今日を迎えました。小学生のみんなが楽しみながら英語を学んでくれており、目標としていたことが達成できたと思います」と話しました。
一覧を見る