短期大学部の「ブライダル・ビジネス」の授業で受講生がウェディングドレスを試着しました
▲受講生は真剣な眼差しで学びました
授業は、ウェディングプランナーやドレススタイリストを務める小野美保子講師が担当しています。日本の婚礼に関する伝統や慣習、ブライダルの基礎知識の修得を目的とし、ブライダルコーディネート技能検定3級の取得を目指します。
▲提案の幅を広げられるようにとさまざまなアイデアを紹介しました
ウェディングドレスを試着した辻井香歩さんをモデルにしながら授業が進みました。「袖の部分に使われている素材はなんでしょうか」などと今までの授業を振り返りながら、素材の特徴や組み合わせ方などを紹介しました。
また、ドレスの色やデザインに合わせて、数種類のグローブやベールの中から受講生が選んでみました。小野講師は「ドレスの色が白でも、クリームやアイボリーよりの白なのか、雪のように真っ白なのかを見分ける必要があります」と説明し、実際にさまざまな白色の素材をドレスに当てて解説しました。
▲ウェディングドレスを試着した辻井さん
ドレスショップでの仕事として、「ただドレスを提案するのではなく、軽いヘアアレンジもできなくてはなりません」と小野講師は言います。ドレスだけを試着すると髪の毛はシンプルなので、ドレスのほうが目立ちすぎたりイメージが付きにくかったりします。「簡単なアレンジはできるようになりましょう」とヘアアレンジも披露しました。
▲軽いへアレンジも学びました
締めくくりとして「ドレス1着でも、髪の毛を下したヘアアレンジやベールを使ったヘッドドレスなどでさまざまな雰囲気を味わえます」と話し「お客様への提案の幅を広げることがとても大切です」と受講生に伝えました。
ウェディングドレスを試着した辻井さんは「将来ブライダル業界で仕事してみたいと思っています。今回お客様側になって先生にさまざまなアレンジをしてもらい、提案の幅の大切さを身を持って感じました」と話していました。
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