≪外大生生活実態調査≫Vol.3クラブ・サークル/4割が加入して課外活動に従事、加入率は学年が上がるごとに低下
学内外の何らかのクラブやサークル、団体に加入して課外活動している外大生は40.7%で、全国の加入率平均の60%と比べるとかなり低くなっていました。また、学年が進むにつれて加入率が低くなっていることも明らかになりました。
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クラブやサークルに加入する予定がない理由(複数回答可)として「興味のある団体がない」(32%)▽「アルバイトが忙しい」(25%)▽「学業との両立が不安」(22%)などが上がりました。
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一方、課外活動に取り組んでいる学生からは「多くの友人ができた」「充実した学生生活を送ることができている」「技能や知識を身に付けることができた」などといった肯定的な感想が寄せられました。
調査結果について山本泰明教授(英語キャリア学部)は「学年が上がっても継続しやすくなるように各クラブ・サークルの活動内容の柔軟性と効率性をうながし、学生生活の充実はもちろん、専門的な知識や技能を習得して、社会性を身に付けることで、卒業後の生き方につなげていくキャリア支援としての方向性が必要だと思います」とコメントしています。
【2024年度学生生活実態調査】
有効回答者数1777人(有効回答率15.4%)。回答者の学部別の構成比は、外国語学部55.9%▽英語国際学部27.25%▽短期大学部9.7%▽英語キャリア学部5.5%▽国際共生学部1.4%▽大学院0.4%。調査項目は、生活環境▽アルバイト▽クラブ・サークル▽大学生活▽健康その他で、質問は全部で30問。
Vol.1生活環境/外大生の35%が一人暮らし、8割以上が実家から経済支援を受ける
Vol.2アルバイト/4人に1人が週の半分以上従事、半数が月平均6万円以上の収入を得る
Vol.4大学生活(キャンパス)/多くの学生が授業を通じて気軽に話ができる人をつくっています
Vol.5大学生活(トラブル・悩み)/多くの学生がトラブルや悩みごとは家族、親せき、友人、先輩に相談
Vol.6大学生活(健康その他)/危険ドラッグ:9割が「使用しようと思ったことはない」
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