≪外大生生活実態調査≫Vol.4大学生活(キャンパス)/多くの学生が授業を通じて気軽に話ができる人をつくっています
「ほぼ毎日登校している」と回答したのは22%、「週の半分以上登校している」との回答が66%で、9割の学生が週に4~5日以上登校していることが分かりました。
平日の平均的な過ごし方を生活時間で質問したところ、「キャンパス滞在」は5時間以上が7割弱、「アルバイト」は5時間以上が半数弱でした。また、「学習外のスマホやパソコン」に費やす時間が3~5時間と答えた学生が50%を超えたのに対し、「読書」は63%が0時間と回答していました。平均値で見ると、睡眠時間とキャンパス滞在時間の大部分をアルバイトや学習外のスマホ・パソコンに費やしていることが判明しました。
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「キャンパス内に気軽に話ができる人がいるか」との質問に対しては、平均して9割以上が「いる」と答えました。気軽に話ができる相手との関係は「授業を通じての関係」が7割以上を占めており、キャンパス内での人間関係では授業や授業スタイルが大きな役割を果たしていることが分かりました。
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調査結果について熊谷映子教授(外国語学部)は「大学が人間関係の構築にしっかりと役割を果たしていることがわかりました。スマートホンやパソコンをツールとしてSNSを駆使するデジタルネイティブ世代に対しては、フェイクニュースなどに惑わされずに、正しい情報を入手することの重要性を伝えていくことが必要です」とコメントしています。
【2024年度学生生活実態調査】有効回答者数1777人(有効回答率15.4%)。回答者の学部別の構成比は、外国語学部55.9%▽英語国際学部27.25%▽短期大学部9.7%▽英語キャリア学部5.5%▽国際共生学部1.4%▽大学院0.4%。調査項目は、生活環境▽アルバイト▽クラブ・サークル▽大学生活▽健康その他で、質問は全部で30問。
Vol.1生活環境/外大生の35%が一人暮らし、8割以上が実家から経済支援を受ける
Vol.2アルバイト/4人に1人が週の半分以上従事、半数が月平均6万円以上の収入を得る
Vol.3クラブ・サークル/4割が加入して課外活動に従事、加入率は学年が上がるごとに低下
Vol.5大学生活(トラブル・悩み)/多くの学生がトラブルや悩みごとは家族、親せき、友人、先輩に相談
Vol.6大学生活(健康その他)/危険ドラッグ:9割が「使用しようと思ったことはない」
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