≪外大生生活実態調査≫Vol.5大学生活(トラブル・悩み)/多くの学生がトラブルや悩みごとは家族、親せき、友人、先輩に相談
外大生の8割以上が「トラブルに遭遇したことがない」と回答している一方で、「マルチ商法・物販関連」(2.7%)▽「SNS・ネット関連」「アルバイト関連(いずれも2.1%)▽「カルト・宗教関連」(1.5%)などのトラブルに巻き込まれた学生が少数ながらもいることが分かりました。またトラブルの相談相手としては、「家族・親戚」27%、「友人・先輩」23%などで、教職員は約1割でした(いずれも回答は複数選択可)。
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学生生活で不安に思っていることや悩んでいることについては、「将来や就職」が42%、「授業、勉強関連」が28%、「金銭」が14%などとなっていました。相談相手としては、「家族・親戚」が5割を超え、「友人・先輩」も4割を超えました(いずれも回答は複数選択可)。
一方で、トラブルに遭遇したと答えた学生のうち1割強が「相談しなかった」「相談できる相手がいない」と回答、不安や悩みの相談相手についても「相談しなかった」「相談できる相手がいない」と答えた学生が合わせて1割以上いました。
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調査結果について区潔萍助教(外国語学部)は「困ったときに相談てきる相手がいないと感じている学生が一定数います。学生には自分の家族や友人以外に、身近にいる教職員も学校生活のサポーターであり、頼れる存在であると認識してもらう必要があります」とコメントしています。
【2024年度学生生活実態調査】有効回答者数1777人(有効回答率15.4%)。回答者の学部別の構成比は、外国語学部55.9%▽英語国際学部27.25%▽短期大学部9.7%▽英語キャリア学部5.5%▽国際共生学部1.4%▽大学院0.4%。調査項目は、生活環境▽アルバイト▽クラブ・サークル▽大学生活▽健康その他で、質問は全部で30問。
Vol.1生活環境/外大生の35%が一人暮らし、8割以上が実家から経済支援を受ける
Vol.2アルバイト/4人に1人が週の半分以上従事、半数が月平均6万円以上の収入を得る
Vol.3クラブ・サークル/4割が加入して課外活動に従事、加入率は学年が上がるごとに低下
Vol.4大学生活(キャンパス)/多くの学生が授業を通じて気軽に話ができる人をつくっています
Vol.6大学生活(健康その他)/危険ドラッグ:9割が「使用しようと思ったことはない」
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