岡田伸夫教授に日本学術振興会から「科研費」審査委員表彰 本学初

 日本学術振興会の科学研究費助成事業(科研費)の審査委員を務めた岡田伸夫・英語キャリア学部教授が2015年度の審査委員表彰を受け、1119日、谷本義高・大学学長から賞状と記念品を手渡された。科研費審査委員の表彰は本学で初めて。
 

 ▲谷本義高・大学学長から賞状と記念品を受け取る岡田伸夫教授(左)
 

 科研費審査は、第1段審査(書面審査)と第2段審査(合議審査)の2段階で行われる。同振興会は審査の質の向上に向け、審査の検証をし、翌年の審査委員選考に反映させている。2008年度から第2段審査に有意義な意見を出した第1段審査委員を表彰しており、今年度は約5500人の中から189人を表彰した。

 

 審査委員の任期は第1段、第2段とも原則2年で、第1段審査委員の審査件数は平均70人分とされる。また、審査委員名は審査終了後に公表される。

 

岡田教授は2013年12月から第1段審査委員を務め、言語学分野の「外国語教育」について審査を行ってきた。 岡田教授は「学問への貢献度、実現可能性、社会へのインパクトなどを考えながら、今重要な問題に取り組んでいる人を後押ししたいという思いで意見を出してきた。審査は年末年始の忙しい時期と重なるが、一所懸命にやってきたことが評価されてうれしい」と話している。

 

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