「漢語橋」中国語コンテスト西日本予選　春口君（神戸市外大）が本大会出場　本学の近藤さん、鈴木さんが2等賞

　7月に中国で開催される第15回「漢語橋」世界大学生中国語コンテストの西日本地区予選大会が5月22日、インターナショナル・コミュニケーション・センター（ICC）で行われた。神戸市外国語大学中国語学科4年春口昌輝君が特等賞を受賞し、本大会出場を決めた。本学の国際言語学部4年近藤桃乃さんと英語国際学部3年鈴木優佳さんがそろって２等賞を受賞した。


▲2等賞の国際言語学部4年近藤桃乃さん（右）と英語国際学部3年鈴木優佳さん
 

　予選大会には、6大学の15人が出場。①暗唱によるスピーチ（3分間、300点）②中国に関する知識を問うクイズ（10問、50点）③中国文化に関する特技披露（5分間、150点）の3分野500点満点で得点を競った。大久保勲・福山大学名誉教授ら7人が審査員を務めた。


▲熱のこもったスピーチが続いた「漢語橋」中国語コンテスト西日本予選
 

　第1部で出場者はテーマの「夢想点亮未来」（夢が未来を照らす）に沿って熱のこもったスピーチをした後、クイズに挑戦。中国の歴史や芸能、時事問題などに関する出題に大半が正確に答えていた。特技を披露する第2部に移ると会場は俄然、盛り上がった。出場者は思い思いの衣装で中国の歌をうたったり、舞踊や武術を演じたりし、客席から盛んに拍手や声援が送られた。


▲特等賞の春口昌輝君（右）と一等賞の川上俊輝君の神戸市外大コンビ
 

　審査の結果、最高得点の特等賞は春口君、続く1等賞は神戸市外国語大学中国語学科4年川上俊輝君が受賞し、神戸市外大コンビが1、2位を独占。2人に授与される2等賞を近藤さん、鈴木さんが受賞し、本学勢も健闘した。英語国際学部3年山敷拓人君は、第2部で、オーボエ演奏による中国民謡を披露し、2位につけた。


▲オーボエで中国民謡を演奏し、特技の部2位となった英語国際学部3年山敷拓人君


▲特技の部で最高得点だった藤本恵理子さん（天理大学）の中国武術の華麗な演技
 

　主な受賞者は以下の通り。

◇特等賞　春口昌輝（神戸市外国語大学）

◇1等賞　川上俊輝（神戸市外国語大学）

◇2等賞　近藤桃乃（関西外国語大学）　鈴木優佳（同）

◇3等賞　吉岡大貴（関西外国語大学）　山敷拓人（同）　藤本恵理子（天理大学）