「3年後の就職戦線を勝ち抜くために」 学部1年生の保護者向けに進路・就職・留学懇談会

 「充実した学生生活を過ごすことが今後の進路に重要だ」。英語キャリア・外国語両学部1年生の保護者や学生を対象にした「進路・就職および留学に関する保護者懇談会」が6月4日、中宮キャンパスの谷本記念講堂とマルチメディアホールで開かれた。懇談会には全国から保護者など約1200人が出席。1年生からのキャリア形成、留学制度などについて説明を受けた。

▲多くの保護者や学生が、これからの学生生活について説明を聞いた

 中宮キャリアセンター長の末包厚喜教授が「これからの学生生活を過ごすための具体的な計画を立ててほしい」と挨拶。続いて、国際交流部副部長の小谷克則教授が留学制度について、これまでの派遣実績や各学部別のプログラム、サポート体制を説明した。このあと、就職内定を得た4年生3人が登壇。「充実した学生生活の過ごし方」について、これまでの経験を振り返った。齋藤美緒さん(英語キャリア学部・IT企業内定)は「履修したすべての科目を大切にしてほしい。授業は厳しい訓練だと思って頑張ってほしい」。高橋悠希さん(外国語学部英米語学科・商社など内定)は「何かやりたいことがあれば、すぐに実行することが重要」。大森由貴さん(同スペイン語学科・旅行会社内定)は「なぜ関西外大に入ったのか。何がやりたいのか。目標を持ってほしい」と、1年生にアドバイスを送った。

▲4年生までを振り返り、1年生にアドバイスする(右から)大森さん、高橋君、齋藤さん。左は進行役のキャリアセンター藤岡主任

 懇談会はこのあと、外国語学部の留学説明のため、会場をマルチメディアホールに移し、小谷教授が改めて留学の期間や奨学金などについて話した。また、谷本記念講堂では、英語キャリア学部の留学相談や、エントランスでは保護者が個別相談に臨んでいた。保護者からは▷沖縄から来たが、子どもが地元に戻って旅行会社に就きたいと言っているが、どうすればよいか▷将来、航空会社に行きたいが、どんな準備をすればよいか▷子どもが一人暮らしをしているが、親が直接、メールで大学に相談することは可能か▷クルーズ会社をめざしているが、情報が少ない―などの質問があった。

▲外国語学部の留学説明には200人の保護者らが詰めかけた㊤ 講堂では、英語キャリア学部の留学説明が行われた㊦

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