本学学生を採用したい15社が来学 学研都市Cで「内定が見える合同企業セミナー」

 内定が決まっているものの、いまなお就職活動を続ける4年生や、まだ内定を得ていない学生を対象にした学研都市キャンパスでの「内定が見える合同企業セミナー」(大阪府雇用開発協会協力)が7月9日開かれ、学研、中宮両キャンパスから約20人が参加した。本学の学生を採用したいとする大阪府内、和歌山県、広島県の優良中小・中堅企業15社が参加。自社の概要などを説明した。

▲全体説明で参加企業に挨拶する天野徹・学研都市事務局次長

 参加企業は自動車小売業、医療用硝子器具製造、自動車操縦装置製造、総合流通業など。教室を各企業のブースに設え、学生たちは関心のあるブースを訪れ、説明を受けたり扱う製品について質問していた。給水装置を扱うブースでは、普段は地中に埋め込まれ見ることがない部品を手に「これは何だか分かりますか」などと聞かれ、学生たちは首を傾げていた。採用担当者から「我が社はこの業界で国内シェア第2位です」との説明に、頷いていた。また、海外進出を進めている自動車操縦装置製造の会社では、「我が社に入社したら海外からの視察者が多いので、語学力を生かして訪問者の工場案内もしてほしい」など、具体的な要望も示された。一方、学生からの「パソコンの資格を持っているので事務職をやりたいが、どのような仕事があるか」との質問には「いまは、注文が入るとコンピューターが判断するので事務職は少なくなりつつある」などと企業側は答えていた。 参加した外国語学部英米語学科の女子学生は「内定はまだありません。語学が生かせるモノ作りの企業をめざしています」と話し、各ブースを回っていた。

▲各ブースで企業の担当者から説明を受ける学生たち

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