フラメンコから学ぶスペイン文化 短大部の履修生が体験学習

 短期大学部でスペイン語Ⅰ、Ⅲを履修する学生が、スペイン文化に触れるきっかけになればと、フラメンコ部(アンダハレオ)の華麗な踊りを鑑賞、学生も振り付けを真似て体験する授業外学習が7月11日、谷本記念講堂で行われた。参加した約100人の学生は、時折「オレ!(素敵)」と声をかけ、雰囲気を感じ取っていた。

▲迫力あるフラメンコの踊りを披露するアンダハレオの部員

 まず、フラメンコの基礎知識とアンダハレオの活動の様子を映した動画を上映して説明。このあと、舞踊、歌い手、ギター、カホン(打楽器)を受け持つ部員17人が登場。踊り手が艶やかな衣装で舞台に現われて、まず「セビジャーナス」の踊りを披露した。司会を務めた外国語学部スペイン語学科3年、田中千晴さんと短大部2年、谷田部怜奈さんが「この踊りは部員が入部後、最初に習う踊りです」と解説。短大生は、ゆったりとした踊りに見入った。

 明るいアリグリアス(喜び)の踊りや激しいタップなど7曲を披露したあと、いよいよ短大生によるフラメンコ体験。舞台に上がった6人が部員のお手本に合わせ、悪戦苦闘しながらも振り付けを真似ていた。参加した短大生は「スペイン語学科への編入の気持ちが一段と高まった」と感想を話していた。

▲アンダハレオ部員が客席に下りて短大生に踊りの指導㊤ 短大生6人が舞台に上がりフラメンコの踊りを体験㊦

一覧を見る