第7回オープンキャンパス 秋晴れのなかの開催に来場者3950人

 7回オープンキャンパスが916日、中宮、御殿山の両キャンパスで行われました。7月に予定されていた2回のオープンキャンパスのうち1回が台風の影響で中止となっての開催。入試シーズンを目前に、オープンキャンパスを待っていた計3950人が来場しました。

▲オープンキャンパスに詰めかけた来場者


◇オープニングも3会場で◇
 待ち構えていた受験生や保護者、高校生が朝から詰めかけ、午前11時からのオープニングではメーン会場の谷本記念講堂がはやばやと満席に。マルチメディアホールを第2会場に開放しましたが、こちらもすぐに満員になったため、1号館の大教室を第3会場に充てるほどの盛況となりました。

 オープニングの在学生のメッセージでは、英語キャリア学部英語キャリア学科4年の河崎倖一郎さんが、自身の米国への1年間の留学体験などを話した上で、「関西外大には、新しい自分を見つける環境が整っています。スローガンの『語学のその先へ』が、みなさんの背を押してくれるでしょう」と満員の客席に話しかけていました。


▲体験を話す河崎倖一郎さん

 ◇今回のテーマは「留学を知ろう」◇
 テーマは「留学を知ろう」。御殿山キャンパス・グローバルタウンでは、低層教室のヴィッラに「留学生と話そう」と「留学体験を聞こう」の二つのコーナーが設けられました。「留学生と話そう」には米、豪、オランダの留学生計11人が参加。オランダ出身のミッシェル・ステルダーさんは用意した画像を参加者に見せながら、自国の食べ物や観光地について紹介しました。鳥取県米子市から来た男子高校生は「ドイツに興味があるのでオランダからの行き方などを聞きました。とても参考になりました」と話していました。


▲参加した高校生と話す米国からの留学生(右)

 「留学体験を聞こう」は米、ペルー、ノルウェー、フィリピンに留学した本学学生6人が担当。フィリピンに留学した外国語学部英米語学科4年三宅雄大さんは「自分は教師になりたくて外大に入学した。留学先にフィリピンを選んだのは貧困問題に関心があったから」などと自己紹介しながら現地事情や留学生活の送り方について参加者に説明していました。


▲フィリピンへの留学体験を語る外国語学部英米語学科4年の三宅雄大さん(左)

 
 ◇関西外大のキャリアに触れて◇

▲高校生らの質問に答えるJALのCA 松本千聖さん
 「現役CA(客室乗務員)と話そう!」が行われ、本学の卒業生で日本航空(JAL)の国際線に乗務する松本千聖さん(2013年卒)が高校生らの質問に答えました。「仕事をしていて関西外大で良かったことは何か」「1週間のスケジュールは」「CAになりやすい学部はどこか」など質問は様々でした。


▲「航空業界」の説明をする長井聖子教授(上)、内定者の辰巳真優さん(下中央)、呉島瑳季さん(下右)
 マルチメディアホールでは、「航空業界説明」が行われました。外国語学部の長井聖子教授が本学の航空業界への就職実績、CAの1日を説明しました。その後、長井教授がCAに内定した5人の学生にインタビューしたビデオが流されました。
 最後にJALのCAに内定した4年生の呉島瑳季さん(外国語学部英米語学科)、辰巳真優さん(同)が紹介され、高校生からの質問に答えました。参加した高校1年生は「CA内定者の生の声を聞くことが出来て良かった。CAをめざしたい」と話していました。


▲PBLの取組みを紹介する田中愛里さん(上右)、橘美里さん(上左)、学生が開発した商品 ポスター(下)
 課題解決型授業(PBL)のプレゼンテーション会場では、英語国際学部の中野誠教授が指導する「大阪水上バス(株)」と連携した取組みを紹介しました。
 プレゼンした田中愛里さん(英語国際学部英語国際学科)、橘美里さん(同)は、「入学前はPBLがあることを知らなかった。PBLの授業を通して学ぶことが多かったので、高校生に知ってもらうことが出来て良かった」と話していました。

 ◇入試は目前◇
 2回に分けて講堂で行われた「公募制推薦入試 対策講座【英語】」も、受験生らで満員となりました。
 講義を行ったのは夕陽丘予備校の松尾充子講師。松尾講師は6年連続で対策講座の講師を務めています。その経験から、「意味・用法を問う問題で出題された語句のなかで、最も多いのは『that』です。6年間で7回、出題されています」などと、統計に基づいた出題傾向も話していました。
 松尾講師は「とにかく過去問を丁寧にやっておくのが大切です。過去問をやることが、これからの勉強の指針となります」などと有益なアドバイスを行っていました。


▲入試は目の前。受験生らで満員になった対策講座【英語】


クラブ・サークル紹介

 中宮キャンパスの円形ステージでは、クラブ・サークル紹介が行われ、ギター、マンドリン、フラダンス、ダンス、少林寺拳法、セパタクローの6クラブが演奏や演技、演武を披露。日ごろの活動の様子を高校生や保護者らに知ってもらおうと熱気にあふれたステージをみせていました。

 


▲ダンス部のパフォーマンス

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