地元・枚方市議が御殿山キャンパス・グローバルタウンを視察

 本学のキャンパスが置かれている地元・大阪府枚方市の市議会議員が11月16日、御殿山キャンパス・グローバルタウンを視察しました。
 この日午前、同キャンパスの谷本ホールに集合した市会議員は計23人。大学職員の案内でホールを出て、まずエントランスへ。低層教室エリアのVILLAに差し掛かると、スマートフォンなどで撮影を始める議員も。同キャンパス中央部の芝生広場では「昼休みには芝生の上で昼食を摂る学生もいます」という説明に耳を傾けていました。


▲秋の装いの芝生広場から建物群を見渡す議員ら

 透明な壁が特徴のアカデミック・コモンズ、事務カウンターや仕切り壁をなくしたオフィスを巡り、LEARNING COMMONSへ。4階のカフェ・インコントロではメニューのコーヒーの値段を見て「学生向けに値段が抑えられている」と驚きの声が上がっていました。屋上では、見晴らしの良さに記念撮影をする議員も。続く「GLOBAL COMMONS 結 -YUI-」の視察では、「1カ月の家賃はいくらですか」という質問が飛んでいました。

▲仕切りのない事務局の視察。すべての施設は学生のために、と感じた議員が多かったようです


▲LEARNING COMMONSでは、屋上まで階段を上りました

 キャンパス内を一巡して谷本ホールに戻った議員に谷本義高学長が歓迎のスピーチ。「大阪市内の英語塾でスタートし、今、枚方で日本有数の外国語大学になりました」とした上で、片鉾キャンパスを開設して以来の枚方市でのキャンパスの変遷や、本学と地元・枚方市との多くの共同事業等をスライド上映を交えて紹介しました。そして「学校と地方公共団体という関係だけでなく、本学と枚方市の間には、深い歴史があり、太いパイプでつながっています」と話しました。

▲歓迎のスピーチを行う谷本義高学長

 これを受けて議員側を代表して岡林薫・市議会議長が「キャンパスに入ると、まるでヨーロッパに来たような気持ちになりました。視察をしてみて、すべての施設が学生のためにつくられていることがよくわかりました。大学の中でともに生活し、学ぶというコンセプトを大きなスケールで生き生きと実践されています。国際教育、国際協力を推進する上で、すばらしいことだと思います」とお礼の言葉を述べました。

▲お礼の言葉を述べる岡林薫・枚方市議会議長

 最後は会費制の昼食会。冒頭、谷本榮子理事長が「枚方に来ることを決めたときには、まだバス路線が(キャンパスに)来ておらず、京阪バスとの交渉から始めました。道は細くて、地元の方から『ここに大学が来るんですか』と驚かれたことがあります。今後とも教育の環境や内容の充実に注力してまいります」と開学時のエピソードを交えてあいさつ。活発な意見交換が行われていました。

▲あいさつに立つ谷本榮子理事長


▲会費制昼食会では活発な意見交換が行われました
 
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