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STUDY ABROAD REPORT 留学レポート

≪The Path to Studying Abroad≫外国語学部英米語学科2年 栗岡瞭伍さん Vol.1/留学までの助走期間をお伝えます

8月から2年間にわたり、ウェスタンオーストラリア大学への学位留学を予定している栗岡瞭伍さんの「Study Abroad REPORT」が、間もなくホームページで始まります。留学までの半年間については、厳しい準備教育を受ける栗岡さんが「留学までの助走期間」をレポートします。

■充実の留学前準備教育

関西外国語大学では、海外留学のスタートをスムーズに切ることができるように、充実した準備教育プログラムを設けています。留学までの半年間に、中身が濃く、レベルの高いカリキュラムを受講し、自信を持って留学に挑むことができます。

留学前の準備教育では、海外からの留学生を対象にした留学生別科の授業を中心に受講します。世界から集まった留学生と共に授業を受け、ディスカッションを重ねることで、語学力を磨くとともに、異文化を体験することができます。

留学先の異なった環境に素早く対応し、円滑に留学生活を始めることができます。留学の助走期間をリアルに伝える栗岡さんのレポートは、留学を目指す皆さんの貴重な情報になるに違いありません。

■通訳・翻訳者を目指す

栗岡さんは、ウェスタンオーストラリア大学(UWA)での2年間の留学を予定しており、同大学と関西外国語大学の両方の大学の学位の取得を目指します。

将来、国連などの国際機関で通訳として活躍し、さまざまな翻訳も手掛けたいと考えている栗岡さんは、UWAで言語学を専攻するとともに、NAATI(オーストラリア翻訳・通訳資格認定機関)での資格取得も目指します。NAATIはオーストラリア政府が出資、設立した機関で、通訳者・翻訳者として認定されると、国際的な資格として世界中で通用します。

2年間の学位留学を、世界へ打って出るための大きなステップと考えています。


▲ピアノを弾くのがひそかな楽しみです

■英語に魅せられた幼少期

幼いころから米国のアニメやゲームで英語に親しんでいた栗岡さんは、小学生になると早くも海外留学に憧れていました。

小学6年の夏休みにオーストラリアでホームステイを経験します。しかし、シャワーの水とお湯の使い分けが分からず泣き叫んでしまう事態になりました。

栗岡さんは「同じホームステイをしていた1歳年上の子が流ちょうに英語を話していました。プライドをズタズタにされて、英語との向き合い方が変わりました」と当時を思い起こします。英語を生かせる仕事をしてみたいと考えるようになりました。

充実した交換留学制度に魅せられて関西外大を志望し、英語を楽しみながら語学力をアップさせて合格しました。

1年生の夏には、イオンフィナンシャルサービスがマレーシアで実施した新規金融事業を提案するインターンシップに参加しました。「発想力や想像力が足りないことが分かりました」といい「今までとは違う一歩踏み込んだ英語力が必要だと実感しました」と語学学修への視点が変わりました。


▲「幼いころから海外留学に憧れていました」と話します

■課外活動でも活躍中

毎週火曜夕方に、御殿山キャンパス・グローバルタウンのCAFE COMMONSで留学生と外大生が交流を深める「グローバル・イノベーション・プロジェクト(GIP)」のリーダーとしても活躍中です。

最初は軽い気持ちで参加していましたが、「日本にいながら、外国人と気軽に英語で交流できるすばらしい機会です」と夢中になりました。そして「自分以外の外大生にも経験してもらいたい」とリーダーを引き受けました。

毎週100人以上が参加するため、イベントの企画や準備に手間がかかります。しかし「外国人と英語を話す機会が格段に増えただけではなく、プロジェクトをまとめていく力もついてきました」と自分自身の成長を感じています。


▲GIPのリーダーとしても活躍中です

◇      ◇

将来の目標をしっかりと定めている栗岡さんは、2年間の学位留学を目指して、留学前の準備教育で語学力を一層磨き、さまざまな知識をさらに深めています。次回から、栗岡さんがThe Path to Studying Abroadをレポートします。

くりおか・りょうご/大阪府出身。大阪府立いちりつ高校卒業後、2023年4月に関西外国語大学外国語学部英米語学科に入学した。

 

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