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「Restart」をテーマに吹奏楽部が定期演奏会を開きました
吹奏楽部の第43回定期演奏会が12月5日、谷本記念講堂で開かれました。新型コロナウイルスの影響で半年以上活動ができず、全体練習ができたのは10月初めからの2カ月間でしたが「こういう時だから皆さんに少しでも楽しんでいただきたい」と、約200人の観客に元気あふれる演奏を届けました。
▲吹奏楽部にとっては今年最初で最後の演奏会になりました
今回の演奏会のテーマは「Restart」、サブテーマは「コロナに負けない音楽を」。代々受け継がれてきた〝外大ブラス〟を今回のステージで再スタートさせたいとの思いを込める一方で、1人でも多くの人の気持ちが少しでも楽になる機会になればとの願いも込めました。そして、ソーシャルディスタンスを保ち、入り口で検温を実施するなど感染対策を万全に整えて演奏に臨みました。
例年であればマーチングを含めた3部構成で約3時間の演奏会ですが、今回はマーチングを中止して2部構成とし1時間半のコンサートとしました。
▲1部ではじっくりとシンフォニーを楽しみました
1部は石田忠昭さんの指揮による「シンフォニックステージ」。「さくらのうた」「百年祭」「マードックからの最後の手紙」の3曲をじっくりと聞かせました。
▲2部では軽快な曲が演奏され、フラッグが華を添えました
2部は楽しいポップな曲を集めた「クリスマスステージ」。クリスマスソングや嵐メドレーなどで、会場を盛り上げました。
▲4年生部員にとっては最後の舞台演奏になりました
主将の西村亮輔さん(外国語学部4年)は「新メンバーになってから半年以上練習ができず、通常なら3~4カ月かける定期演奏会の練習も今回は半分の期間になりました」と振り返ります。自身も中学から10年間の吹奏楽人生の集大成になったという西村さんは「来ていただいたお客さんには十分楽しんでいただけたと思います。そして自分たちもたっぷりと演奏を楽しめました」と話していました。
▲観客からは惜しみない拍手が送られました