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「聴く人が感動する音楽」を 吹奏楽部の第37回定期演奏会
▲アンコールでは、舞台から無数の紙飛行機が飛んできて、観客を沸かせた
吹奏楽部の第37回定期演奏会が11月29日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれた。同部は今年、「聴く人が感動する音楽」をモットーに活動。1年間の集大成には約530人の観客が集まり、惜しみない拍手を送った。
演奏会は、「シンフォニックステージ」、「アナと雪の女王よりフローズンコレクションステージ」、そして「Gポイントカード~本日ポイント10倍~マーチングステージ」の3部構成。
▲異国情緒あふれ迫力ある演奏 小野川昭博さん指揮の「アルメニアンダンス」
「シンフォニックステージ」では、客演指導の小野川昭博さんの指揮による「アルメニアンダンスパートⅠ」他、全4曲を披露。迫力のある壮大なステージで観客を圧倒した。
▲アナとエルサが踊る「フローズンコレクションステージ」
続く「フローズンコレクションステージ」では、「Let It Go」をはじめ『アナと雪の女王』の挿入歌7曲をメドレーで演奏。アナとエルサに扮したダンサーも現れ、子どもたちは大喜びだった。
▲一糸乱れぬ「マーチングステージ」
最後の「マーチングステージ」では、レンタルビデオ店の寸劇を挟みながら、「ソーラン節」にのったカラーガードショーや、「Gladiator」を演奏したバッテリー&ピットショーなど、全8曲で観客を楽しませた。
▲照明でフランス国旗が浮かび上がった フィナーレのレ・ミゼラブル「One Day More」
アンコールは寸劇の結末からスタート。家族全員でポイントを合算、見事1万点に達し世界一周旅行を手に入れた、というハッピーエンドに「ダンシングクイーン」の明るい曲が響いた。舞台の上から客席に向けて無数の紙飛行機が舞い降り、会場は大歓声に包まれた。
演奏会の合間、主将の木村早織さん(外国語学部4年)が「卒部生(4年生)にとっては最後の本番。心を込めて演奏します」とあいさつ。部員たちはこの言葉通り、観客と共に舞台を大いに楽しみながら、熱のこもった演奏を披露した。会が終わったロビーには部員や観客が大勢集まり、写真撮影をしたり健闘を称えたりして、現メンバーとの別れを惜しんだ。