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中宮、学研都市の学部2年生保護者向けの「進路就職懇談会」を初めて開催 中宮・谷本記念講堂で


▲「大学生活の折り返しをしっかりと見守って」と保護者に向けてあいさつする末包・中宮キャリアセンター所長(右も)

学部2年生保護者向けの「進路就職懇談会」が11月22日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれた。これまで1年生と合同で行っていたが、さらにきめ細かな支援のために、初めて2年生単独で行った。学研都市キャンパスの国際言語学部の保護者も含めて、約300家族が出席した。
 
はじめに、末包厚喜・中宮キャリアセンター所長(外国語学部教授)があいさつ。2年生は学生生活の折り返し。大学と保護者の間の課題を共有し、今の就職環境と本学の就職支援の実情を理解してもらう機会にしたいとした。その上で、「就職は小手先では通用しない。目的意識をもって徹底して勉学・留学や部活・サークルをし、就職活動を意識して学生生活を送るように、お子様の成長を見守ってほしい」と述べた。
 

▲留学について説明する森川・国際交流部長(左端)

続いて、森川長俊・国際交流部長(英語キャリア学部教授)が、本学の特徴となっている海外51カ国・地域の344大学との単位互換協定を結んだ幅広いネットワークと、長期留学については、相手先大学の授業料や食費・住居費が免除となる奨学金を支給するなどして、手厚く支援していることなどを強調した。
 

▲就職の現況と支援を語る森田・中宮キャリアセンター次長(右も)

次いで森田眞一・中宮キャリアセンター次長が就職の現況などを解説。就活の基本日程とともに、▽景気頼みの就活はリスクが大きい。本当の実力が要る▽大学の新卒者については引き続き「厳選採用」▽人気企業や職種は高倍率として楽観は禁物と注意を促した。本学の就職実績などのさまざまなデータを示し、保護者に「押しつけず、過保護にならず、しかし関心を示す」を基本姿勢として、就職や将来について学生と話し合ってほしいと呼びかけた。
 

▲就活での取り組みを語る学生たち(左端は藤岡キャリアセンター主任)

この後、就職が内定した▽英語キャリア学部の邦高柚樹君(医薬品会社)▽外国語学部英米語学科の矢野綾子さん(電子・情報機器メーカー)▽同スペイン語学科の中野聡子さん(自動車会社貿易・物流部門)▽国際言語学部の住友雄輝君(食品会社)のいずれも4年生の4人がそれぞれの学生生活や就活について藤岡弘樹・中宮キャリアセンター主任の司会で語り合った。
 
就活を振り返って「不安のまま臨んだが、自己分析をして、進路は決めていたのが良かった。ただSPIは準備不足だった」(邦高君)「集団面接に緊張した。きついことも言われた。『自分を試す場』と考え、面接者に立ち向かおうと、強い気持ちを持った」(矢野さん)という。
 
1、2年生のときにしていたこととしては、「交換留学を目標に、部活などは控えて、とにかくスペイン語に力を注いだ。その費用の稼ぐためにアルバイトをした」(中野さん)、「教職をめざしていた。3年でPBL(課題解決型授業)に接して、引かれたが、教職も手放さずに学んだ」(住友君)と話す。
 
2年生へのアドバイスとしては「身近なことでも深く考えるようにふだんから訓練する」「迷ったら、止めずに、やることにする、」「選択肢をつぶさない」などを挙げていた。
 

▲教職員と懇談する保護者のみなさん

この後、参加者たちは同講堂内(進路全般)と国際交流センター(留学関連)に分かれて、各教員やキャリアセンターの職員に対して、質疑を交わしながら懇談をしていた。

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