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身近なものからSDGs。「ボランティア団体ひまわり」が不用の服400着をリサイクルしています
着ることができなくなった洋服や、着なくなった洋服をリサイクルすることで、SDGsやエコを考えるきっかけにしようと、ボランティア団体ひまわりがプロジェクト「SHE」に取り組んでいます。外大祭での呼び掛けで集まった約400着の洋服を、希望する外大生に無料で提供しています。
▲約400着の洋服が集まりました
ひまわりは、小学生への学習ボランティアや子ども食堂などさまざまなボランティア活動を行っています。プロジェクト「SHE」は加藤優菜さん(外国語学部英米語学科1年)の提案で始まりました。加藤さんは「高校生のころからSDGsと服に興味がありました。その2つをつなげるようなことができないかと考えて思いつきました」といいます。
▲プロジェクトを発案した加藤さんは「SDGsと服をつなげたい」といいます
外大祭の2日前から、不用になった洋服の寄付を呼び掛けたところ、外大祭が終わるころには約400着が集まりました。洗えるものなら何でもOKということにしましたが、新型コロナの影響を考えて必ず洗濯して持ち込んでもらうようにしました。
▲洗濯してもらった服だけを受け付けました
11月15日から中宮キャンパスの円形ステージで、希望する外大生への提供を始めました。名前を書けば気に入ったものを持ち帰ることができます。引き渡しは、17日(水)、18日(木)、22日(月)、24日(水)、25日(木)、29日(月)のそれぞれ午後0時半~午後2時半です。
▲女性ものも男性ものもそろっています
プロジェクトの代表の1人、菅野千桜さん(外国語学部スペイン語学科2年)は「2年になってひまわりに参加したばかりのときにプロジェクトが始まり、最初はどうすればいいのか分かりませんでした」と振り返りますが「たくさんの皆さんに協力いただけて良かった」と話しています。
「今年に入って初めての対面での活動です」という部長の河野未侑さん(外国語学部スペイン語学科3年)は「こんなにたくさんの洋服が集まるとは思いませんでした。予想以上の反響です。身近なものからSDGsやエコを考えてみませんか」と話しています。