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米国留学中の外大生が、E.S.S.(英語研究会)のOB・OGとオンラインで懇談しました
米国留学中の外大生が抱える就職活動や大学院進学などの悩みや不安に応えようと10月1日、E.S.S.(英語研究会)のOB・OGとのオンライン座談会が国際交流部の主催で開かれました。
新型コロナウイルスの影響で中断していた海外への留学派遣は今年の春に再開され、夏以降は約1000人が留学生活を送っています。E.S.S.のOB・OG会であるEFEL会(水野明洋会長)の会員が、自らの経験に基づいて話しました。
EFEL会からは野々山浩代さん(1981年卒)、細川幸治さん(1983年卒)、亀田真二さん(1989年卒)、水嶋直樹さん(2003年卒)が参加し、現在米国に留学している約10人の外大生の疑問や質問に答えました。
外大生からはさまざまな質問が出ました。
「大学院への進学を目指しているが、いったん企業に就職してから改めて目指した方がいいだろうか」
「留学によって得られたスキルで現在の仕事に役立っていることは何か」
「履歴書を書く際に、インターンシップ経験など輝かしい経歴がないがどうしたらいいか」
「アジアや日本人のコミュニティーに落ち着いてしまうことが多い。米国人ともっと仲を深めるにはどうしたらいいか」
野々山さんらEFEL会の参加者からは、個々の質問に答える一方で、留学生へのアドバイスが相次ぎました。
「就活が遅れていると焦らないでほしい。留学という貴重な経験をして他の人をリードしていると思ってほしい」
「初心忘れるべからずという言葉は大切だ。留学したという決意や決断を大切にしてほしい」
「自然科学や理系は自分と関係ないなどと思わず、チャンスがあればそういう世界に入っていく気持ちを持ってほしい。どんな人材が求められているのかを常に考えてほしい」
「まずゴールを設定し、何が足りないかを逆算してゴールとの差を埋めてほしい。人生はずっとマーケティング活動だ」
参加した学生は座談会終了後、キャリアセンターの個別相談にも参加しました。