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卒業生の松岡志保さん(日本テレビ・ニューヨーク支局勤務)が講演
本学卒業生で、日本テレビ・ニューヨーク支局で報道プロデューサーを務める松岡志保さん(2014年外国語学部英米語学科卒)が3月13日、中宮キャンパスで講演しました。在学生約30人が出席しました。
▲中宮キャンパスの教室で行われた松岡さんの講演
講演では、日本での学生時代やニューヨーク州立大学オルバニー校にダブル・ディグリー留学した経験、海外での就職、現在の仕事などについて語りました。
▲松岡志保さん
学生時代は、1~2年次にアルバイトをかけもちしながら大量の課題をこなし、留学を実現したことに触れ、目標を決めてやり抜くことの大切さを話しました。
▲ニューヨークでの取材をもとに日本で放送された映像
留学では、コミュニケーション学を専攻した後、好きな音楽も専攻できることを知り、2つを専攻する「ダブルメジャー」に取り組みました。その結果、最終学年では履修科目数が普通の学生の倍になったといいます。松岡さんは、留学先で効果的な学びができるように「(大学の規定などを)二重チェックで確認したほうがいい」とアドバイスしました。
アメリカでの就職については、留学後に最大1年間、アメリカで仕事に就けるOPT(Optional Practical Training)を利用した経験に触れながら、「企業が見るのは、留学生が履修した授業の内容。やりたいことがあるなら、履修した授業にあった企業など就職先を探したほうがいい」と話しました。
現在の仕事については、ニューヨークで取材し、日本で放送された映像を交えながら紹介しました。また、ロシアのウクライナ侵略をめぐっては、ポーランドのウクライナ国境まで取材に訪れました。日本語はもちろん、英語も通じない地域での取材経験を踏まえ「もう英語は武器ではない。自分が持つ武器とは何なのか」と問いかけました。
■谷本理事長を表敬訪問
講演後、松岡さんは谷本榮子理事長を表敬訪問しました。松岡さんは「国連担当となって6年になります。ウクライナ侵略後、なかなか休みが取れず、久しぶりに一時帰国しました」とあいさつしました。谷本理事長は「どこからそんなエネルギーが出るの」と聞き、ねぎらいの言葉をかけました。
▲谷本榮子理事長を表敬訪問した松岡さん(右)