NEWS ニュース
学研キャンパス・文化フェスタ2014 猛暑の下、文化系クラブがお祭り気分を盛り上げる
▲音楽系3部の演奏に合わせてダンス部「ガニマタZ」の熱唱
学研キャンパスの「文化フェスタ2014」が7月12日開かれた。文化会(鍋島有里奈会長)に所属するクラブが年1回開いている。全12クラブが参加。今回は音楽系3部とダンス部の競演が初めて実現。さらにゲームなどエンターテーメント色の濃い企画やうだるような猛暑の下での屋台などで「お祭り気分」を盛り上げた。
2部構成で、第1部のオープニングは午後零時50分、円形ステージで行われた。1部は円形ステージの周囲の屋台と教室でのゲーム、午後3時からの2部は講堂での発表や演技に部立てした。
▲留学生だったマーティン君(右)に抹茶を振る舞う茶華道部員
屋台では、茶華道部(平川智佳子部長)がお点前を披露。5月末まで留学生別科で学んでいたマーティン・ビランド君(スウェーデン・リンネ大)も友人と共に訪れた。部員は、ポットから柄杓でお茶を汲み上げて、棗から抹茶を茶杓ですくい、茶筅を振って点てた茶を作法通りに勧めた。マーティン君は「初めて味わったが、とてもデリシャス」と笑顔で一礼をしていた。
このほか中国語研究部が中国伝統の文様を切り絵で楽しんでもらったり、料理部は番号が書かれた紙を釣り上げたらスナックなどがもらえる「お菓子釣りゲーム」などを行ったりしていた。
▲アウトドアサークルのゲームを楽しむ
一方、教室では、昨年できたばかりの「アウトドアサークル」(大谷直之部長)が黒板に風船をずらりと並べ、離れたところからプラスチックの弓矢で射落とし風船に付けた難読文字を読んでもらうゲームを企画。女子学生が矢を当てた紙には「仙人掌」と書かれていたが、女子学生が難なく「サボテン」と読みこなして、司会役の男子学生が拍子抜けしていた。
このほかイベント系投資部(高城雄志郎部長)はアルファベットを何枚も用意し、黒板に指定した条件でアルファベットを並び換えて言葉にしてもらうゲームや、通訳ガイド部(奥山雄太部長)は多くに切り分けたピースから様々な国の旗を再現するなどのゲームを行っていた。
▲お化け屋敷で活躍したゾンビとガスマスク男とスタッフたち
人気だったのが、教室を段ボールなどで光を遮断して作った「お化け屋敷」。恐怖のゾンビ役の山川真由子さん(英語国際学部1年)とガスマスク男となった津川恵一君(国際言語学部2年)やスタッフが、机を並び換えるなどして作った迷路の途中で真っ暗闇から出没すると、悲鳴が廊下にこだましていた。恐がりすぎて、悲鳴とともに迷路を壊しかけたとして途中退場を命じられた女子学生たちもいた。
▲円形ステージでの「しらはどり」も大盛り上がり
1部終了のイベントは各クラブ対抗の「しらはどり(白刃取り)」。浴衣姿の女子スタッフがプラスチックの子供用バットを頭上目がけて振り下ろすのを、額の寸前で両手を合わせて受け止めるゲーム。間に合わず頭に当たるポコというユーモラスな音も聞こえたが、そのうちにタイミングが合い、ピタリと受け止める人も現れた。階段席からは大きな歓声と笑い声が混じり合って上がっていた。
第2部での見所は、音楽系のMJA部(平良辰志部長)、フォークソング部(福本晋也部長)、軽音楽部(伊見美月部長)の音楽系3部とダンス部「ガニマタZ」(奥田クミン代表、5人)のコラボレーション。初めての試みといい、人気アイドル「ももいろクローバーZ」のコピーながら、本格的な衣装をつけた5人は、3部の7人による演奏に合わせて「サラバ、愛しき悲しみたちよ」と「いくぜっ!怪盗少女」を熱唱すると会場約300人は大興奮していた。
講堂では、ふだん一緒に演奏をする音楽系3部の演奏やダンス部(西口和良部長)のメンバー約100人が次々に舞台でダンスを披露するなどして奮闘した。