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モーニングサイド大学(米・アイオワ州)のアルバート・モズレー学長が関西外大を訪れ、谷本榮子理事長と会談しました
海外協定校である米国のモーニングサイド大学(アイオワ州)のアルバート・モズレー学長が6月20日、妻のシリータさんらとともに関西外国語大学を訪れ、谷本榮子理事長と会談しました。
▲アルバート・モズレー学長(右から5人目)、妻のシリータさん(同7人目)と谷本理事長(左から4人目)、
モーニングサイド大学とは1980年に学生交換協定を結んだのに続き、1987年に派遣型学位留学協定(現在のダブル・ディグリー留学協定)、2019年には受け入れも含んだ双方向のダブル・ディグリープログラム協定を締結するなど、43年間にわたり交流を重ねています。
▲プロモーション映像で関西外大を紹介しました
2022年7月に第13代学長に就任したモズレー学長は今回が初めての訪問です。
▲双方の大学の現状が話題になりました
谷本理事長は「日本の大学を取り巻く状況は厳しさを増しています。アクティブラーニングを積極的に取り入れたり、アジアとのつながりを深めるなどして、環境をリフレッシュし、学生に夢を語ってもらえるキャンパスにしたいと思っています」と外大の現況について説明しました。また、創設から50年を迎えた交換留学制度に触れ「留学生別科の修了生は1万9000人に上ります。日本で活躍している修了生が大勢います」と話しました。
▲半世紀に及ぶ交換留学制度の足跡を説明する谷本理事長(右から2人目)
これに対し、モズレー学長は「18~21歳人口はアフリカが最も多く、希望を持って学びたいという若者がたくさんいます」といい、アフリカや南米からの留学生受け入れにも力を入れていると話しました。そのうえで「関西外大から素晴らしい学生をぜひ、モーニングサイドに送り込んでください」と依頼しました。
▲モーニングサイド大学の今を語るモズレー学長(右)
また、モーニングサイド大学で設置に向けて準備が進んでいる航空学部が話題に上りました。モズレー学長は、米中西部でパイロット不足が起こっているとし「パイロットや航空管理官を育成する航空マネジメントプログラムを産学協同で進めています。地域のニーズに応えていきたいと思います」と話しました。
▲両大学の交流がますます発展することを約束しました
この後、モズレー学長らは中宮キャンパスや御殿山キャンパス・グローバルタウンの「Global Commons 結 -YUI-」を見学し、カフェテリアで外大生とともにランチを楽しみました。