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米・ノースカロライナ大学とオースティンカレッジの学生が外大生のサポートを受けながら日本の書道を体験しました
米国・ノースカロライナ大学の9人と、米国・オースティンカレッジの13人が6月26日、それぞれ午前と午後に「日本語フレンズ」の外大生のサポートを受けながら日本の書道を体験しました。
▲ノースカロライナ大学の皆さんとサポートした外大生
▲オースティンカレッジの皆さんとサポートした外大生
ノースカロライナ大学の皆さんは2週間の予定で日本に滞在しており、日米の大学の教育システムを比べるために関西外大のほかに大阪教育大学や近畿大学を訪ねているほか、日本の文化や歴史への理解を深めようと京都、奈良、広島などを訪れています。
▲最初はぎこちない筆使いでしたがすぐにスムーズに書けるようになりました
最初に、国際共生学部2年の堀田柚奈さんから日本の書道の歴史や筆、すずりなどの道具の使い方、筆運びなどのレクチャーを受けました。その後、外大生のサポートを受けながら、かな書きの「ふじ」▽漢字かな交じりの「美しい」▽漢字一文字の「愛」に挑戦しました。また、自分の名前をカタカナや漢字の当て字で書いてみたり、自分の気に入った言葉を選んで書いてみました。
▲お気に入りの1枚を手にサポートしてくれた外大生に感謝を伝えました
日本語を3年間学んでいるけれども書道は初めての体験というギャビンさんは「武道や日本のアニメなどに関心があります。同じような関心を持つ友だちに日本語を英語に訳して伝えるときもあります」と言います。「日本の文化に興味があるので書道は素晴らしい体験になりました」と話していました。
▲「すばらしい体験になった」と話すギャビンさん
6月21日から関西外大に滞在しているオースティンカレッジの皆さんは、書道体験が最後のアクティビティーになりました。2泊3日の日本人家庭でのホームステイのほか、京都や奈良を訪れ、和太鼓や茶道も体験しました。
堀田さんのレクチャーに続いて、「ふじ」「美しい」「愛」に挑戦したほか、思い思いの文字を墨と筆で書いてみました。
▲大きさのバランスのとり方がが難しい漢字かな交じりにも挑戦しました
ジャスミンさんはこの3週間を振り返って「ラーメン、たこ焼き、唐揚げ、すしと日本の食べ物は最高です。ホームステイした家庭はとても良い家族で、手作りでたこ焼きをごちそうしてくれました」と笑顔で話していました。
またアラナさんは「今日の書道は先生役の外大生がとても丁寧に教えてくれたので良かったです。昨年の歴史の授業で仏教を学んだので、お寺や神社を訪ねることができてとても良い経験になりました」と話していました。
▲3週間を振り返りながら書道を体験するジャスミンさん(左)とアラナさん(右)