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2025年度大学院入試に向けた第2回説明会が開かれました
2025年度大学院入試の第2回説明会が6月27日、中宮キャンパスで行われ、大学院に入学を希望する学生や担当教員ら合わせて約30人が出席しました。
▲大学院外国語学研究科長の菊池清明教授が大学院の特徴などについて説明しました
冒頭、大学院外国語学研究科長の菊池清明教授が主に博士前期課程の特徴や新たなプログラムについて説明しました。この中で、英語学と言語文化の2つの専攻に関し、「他大学に先駆けて設けられた関西外大の特色ある専攻であり、いずれの専攻においても言語運用能力を研究活動の基盤としている」などと話しました。
そのうえで、「大学院では、論文の執筆力、企画力、構成力が重要で、これはどんな分野でも役に立ち、企業でも求められる。大学院に進学したら研究者になると決まっているわけではなく、幅広く考えてほしい」と述べました。
また、大学学部4年と博士前期課程1年で学士と修士の学位が取得できる「学部・大学院博士前期課程の5年履修プログラム」を来年から始めることを紹介しました。
▲担当教員4人が専攻分野ごとに説明しました
続いて、小谷克則教授、辻井宗明教授、柿木重宜教授、小川一夫教授が、それぞれ英語学・英語教育、イベロアメリカ文化、日本語学・日本語教育、国際共生コミュニケーションの各分野における学びや研究について解説しました。
▲博士前期課程英語学専攻の清水篤司さんが体験を語りました
この後、博士前期課程英語学専攻の清水篤司さんが大学院に進学した体験を語りました。音声学を専門とする清水さんは、「もともと発音に苦手意識があった。発音を修得するためにどのような手法が大事なのか知りたかった」と入学の動機について述べました。
大学院に入学する前に意識しておくこととして、「(博士前期課程の)2年間は短い。実験や論文を読むことなど、やるべきことを常に意識しておく自己管理の習慣が必要」と話しました。
最後に、入試部の担当者が入試の日程や概要について説明しました。