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学研で企業の採用担当者を前にインターンシップ体験を報告
今夏、企業や行政、教育現場でのインターンシップに参加した国際言語学部3年生50人が、体験を報告する「インターンシップ事後研修会」が10月3日、学研都市キャンパスで開かれた。研修会には、企業6社から採用担当者8人と就活ライターの石渡嶺司さんもアドバイザーとして参加した。
▶︎学生のインターンシップ体験報告のパソコン画面を見つめる就活ライターの石渡さん(中央)
参加したのは求人情報会社、繊維機器、送風機各製造販売、専門総合商社、和菓子メーカー、婦人服メーカー6社の採用担当者と石渡さん。第1部では、学生が9つのグループに分かれ、各グループに企業担当者が加わった。学生は「インターンシップの目的・目標」「仕事内容」「成果」「今後にどう生かすか」などを報告。▷仕事へのモチベーションが上がった▷協調性の大切さを実感した▷積極性が増し、自ら仕事を見つけて動くようになった―など成果を報告した。第2部では、企業担当者と学生が懇談。学生から「自己分析の方法が分からない」と質問。「自分の周辺の人に『私ってどんな人』とインタビューして、いくつか同じキーワードが出てくれば、それがあなたの特徴」と答えていた。また「企業研究に踏み出せない」という学生に「そう考えている間にも時間はどんどん進んで行く。自分から積極的に行動することが重要。まず、企業を検索することから始めよう」とアドバイスした。
▶︎企業の採用担当者が各テーブルに加わり、学生にアドバイス
マスコミ志望の学生は「選挙作業で全国紙のアルバイトをして、マスコミに興味を持った。全国紙と地方紙の違いが知りたくて地元の地方紙で体験した」と動機を話した。また、他の外国語大学で体験した学生は、大学のオープンキャンパスの企画などに携わったという。最後に石渡さんから「(面接などでは)長々と一つのことを説明するのではなく、さらっとひと言で簡潔に答えた方がよい。長く話すと失敗する」とコツを助言した。