関西外大広報サイト

NEWS ニュース

留学生のエミリアさんとルーシーさんがワイン・コーヒーの専門店「タカムラ」でグローバルインターンシップに取り組んでいます

 ブルガリア出身でオランダからの留学生、ストヤノヴァ・エミリア・スタニスラボバさんと、オーストラリアからの留学生、クオン・ヒージェさん(ルーシーさん)が、ワイン・コーヒーの小売販売「タカムラ」(大阪市西区)でグローバルインターンシップに取り組んでいます。


▲インターンシップに取り組むエミリアさん(左)とルーシーさん(右)

 グローバルインターンシップは、外国人留学生に日本の企業や自治体で就業体験してもらい、日本社会への理解をより深めてもらうのが狙いです。「タカムラ」はワイン・コーヒーの専門店で、約3700アイテムのワインとスマートロースターを使用した自家焙煎カフェを併設してコーヒーを自家焙煎しています。


▲「タカムラ」では焙煎度を浅くしているのでコーヒー豆の本来の味わいを楽しめます

 エミリアさんは6月10日から、ルーシーさんは7月2日から、それぞれインターンシップを始めました。2人はカフェでの接客やレジ、ドリンクの提供のほか、焙煎したコーヒー豆の充てんやこん包などをしています。また、空き時間を利用してコーヒーの入れ方やテイスティングも学んでいます。


▲スタッフとのコミュニケーションも万全です

 大阪本店コーヒー部門課長の岩﨑裕也さんは「外国人のインターンシップ生を受け入れるのは初めてです。しっかりとした日本語で、お客様ともスタッフともコミュニケーションをとって頑張っています」と話しています。

 ビジネスを専攻しているエミリアさんは「今まで学んだこととは違う日本の文化を見る機会を持ちたいとインターンシップに取り組んでいます」と言い「最初はレジでお金を扱うのに少し手間取りました。みんなと仲良く過ごせて毎日がとても楽しく、コーヒーの入れ方を学んでスタッフに批評してもらえました」と振り返りました。7月12日にはインターンシップを修了しますが「もっともっと続けたいです。終わりたくないです」と笑顔を見せました。


▲豆の風味を100%生かしたコーヒーを入れることができるようになったエミリアさん

 インテリアを専攻しているルーシーさんは「コンピュータでデザインするのが中心なので、人と接する仕事がしたいと思っていました」と言います。「日本の仕事は硬いイメージがありましたが、ここで働いて少しイメージが変わりました。しかし、どのスタッフもお客さんの前に出るときは表情が全く変わってプロだと思います」と話しています。そして「レジの仕事や接客のおかげで日本語を聞いたり話したりするのに自信がつきました」と語り、7月末まで就業体験を続けます。


▲ルーシーさんのインターンシップはあと20日間続きます

 

PAGE TOP